■看板タレントへの影響懸念でスピードワゴン小沢に“箝口令”

 グループ企業の本体である事務所には和田アキ子(73)を筆頭に、看板女優である深田恭子(41)、綾瀬はるか(38)、石原さとみ(37)、鈴木亮平(40)、竹内涼真(30)といった主演クラスの人気俳優らが所属している。

※画像は深田恭子の公式インスタグラム『@kyokofukada_official』より

「直接的にはないでしょうが、看板俳優などへの影響を恐れていて、“極力、裁判に関わりたくない”という姿勢だと聞こえてきています。騒動と距離を取るため、小沢さんが松本さんに全面協力することにはならないのではないか、とも言われているんです。

 今回の件に同事務所の俳優たちが全く関係していないのは明らかですが、松本さんと文春の騒動はあまりにも大きくなっていて、さらに変な形で炎上してしまったら事務所グループ全体に影響を及ぼす可能性があり得る、と懸念しているといいます。

 そんな最悪の事態を引き起こさないよう、報道後、小沢さんには“何も話さないように”と徹底した箝口令が出ていて、事務所幹部が直接、小沢さんをフォローするような体制になっているといい、このままでは小沢さんが裁判で証言しないのではないかとも言われていますね」(前出の芸能プロ関係者)

 松本に続き、1月13日には小沢も芸能活動休止に入った。1月23日発売の『FLASH』(光文社)では、そんな小沢に直撃取材を敢行。記者の直撃を受けた小沢は、自宅の前を素通りしようとするなど、他人のフリをしようとしたという。自身の言い分について問われると「いえいえいえいえ」とうつむき、自宅へと帰っていった。

 民放キー局関係者が話す。

「ただ、事務所間の都合、事情があるとはいえ、松本さんの裁判が終わる、文春と手打ちとなるなど、松本さんに“区切り”がつかないと小沢さんも復帰できないのではないかともっぱらです。特にテレビは厳しいでしょうね。

 使う方としては相当気を遣いますし、やはり松本さんが裁判をやっているのに当事者である小沢さんだけ番組に呼ぶわけにはいかないですからね。松本さんが所属する吉本興業も影響力は大きいし、テレビ局側がリスクを冒してまで小沢さんを使おうという空気にはなりにくいですよね……。

 裁判が長引いたり、松本さんに動きがないとなると、小沢さんもいつまでも活動自粛となってしまう可能性が高そう。そういった状況もあり、現在、“貝になっている”とされる小沢さんも、腹をくくる瞬間が来るのではないか、とも言われていますね」

 松本人志と『週刊文春』の裁判まであと19日。今後、事態はさらに動くのだろうか――。