■中島健人、高橋海人の熱愛には激しいバッシングが発生

 前出のワイドショー関係者は続ける。

「タレントのプライベート、恋愛や結婚も、とやかく言うつもりはないということでしょうね。“個人の意思を尊重する”というのはとても良いことですが、ただ、旧ジャニーズアイドルはやはり特別な存在。今のご時世、事務所サイドの意向で別れさせるとか、圧力で報道させないなどは不健全でまずいことですが、一方でファンの中には“疑似恋愛”、人によっては“リアコ(リアルに恋)”を楽しんでいる人もいるわけで……。

 あくまでも事務所目線や、ビジネスの観点での話ですが、旧ジャニーズ事務所の“恋愛禁止”の姿勢も分からないではなかった。そんな、“ジャニーズの常識”が崩れていっているように見えるSTARTO社の体制では、今後、グループ、タレントたちは人気を維持していけるのか……」(前出のワイドショー関係者)

※画像は髙橋海人の公式インスタグラム『@kaito.takahashi_1999』より

 今回の菊池と白石の熱愛発覚は、両者の好感度の高さや“匂わせ”がなかったということから、ファンからも好意的な声が多い。

 しかし、前述の高橋と有村、中島と鷲尾の交際では、多くの匂わせが指摘され、動揺したり、怒りを示すファンが多く、SNSでは激しいバッシングが飛び交ってしまったのは記憶に新しい。

 福田氏は「日本の芸能界を近代化させる良いきっかけになるのではないか」と、STARTO社のCEOを引き受けたというが――。ここにきての旧ジャニーズタレントの熱愛・結婚ラッシュについて、芸能評論家の三杉武氏はこう話す。

「今後、芸能界もさまざま変わっていかなくてはいけないでしょう。しかし、いわゆる“古い芸能界”にも、良いところはあったと思います。

 芸能界はある意味ではファンタジーの世界で、タレントはファンに夢を与える職業ですよね。誰とは言いませんが、年齢を誤魔化してたり、メイクを落としたら誰か分からないような人だっています。タレントの恋愛もそう。ファンも心の中で“そりゃあ彼女・彼氏くらいいるよね……”と思いつつも、実際には知りたくはない、私生活の本当のリアルまでは見たくない人も多いですよね」