次の4月クールに、長谷川博己(47)主演の『アンチヒーロー』が放送されるTBS系の『日曜劇場』枠(夜9時~)。同枠では、3月17日に西島秀俊(52)主演の『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(TBS系)が最終回を迎えるが、「正念場を迎えている」(制作会社関係者)という――。

※画像は『さよならマエストロ』の公式X(旧ツイッター)『@maestro_tbs』より

 制作会社関係者は、続けてこう話す。

「TBSの日曜劇場は、テレビ界が最重要視している13~49歳のコア視聴率が最も取れるドラマ枠だと言われています。

『さよならマエストロ』もアカデミー賞俳優の西島さんを主人公、国民的人気の芦田愛菜さん(19)をヒロインに起用し注目を集めていましたが、中盤から失速しまった感じですね。めちゃくちゃ低いわけではないですが、手放しで大成功とは言えない数字となっています。明確に言えるのは裏番組に押されまくっていることですね」

 初回は4%を優に超える高いコア視聴率でスタートした同ドラマは、最終回直前の第9話(10日放送)は3.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。同時間帯に放送されていた『だれかtoなかい』(フジテレビ系)は4.7%、2時間特番『笑神様は突然に…』(日本テレビ系)は5.2%と、両番組に完敗を喫している。

「『マエストロ』には、中盤まで芦田愛菜さんの笑顔が少ない、など視聴者から不満の声が上がっていましたが、第5話ではコア視聴率を2.7%まで落としてしまいました。日曜劇場枠でそうした低い数字が出るのは異例のこと。23年7月期の堺雅人さん(50)主演の『VIVANT』は社会現象を巻き起こして、最終回は10%を超える凄い数字を取っていましたからね。

 しかし、『VIVANT』が盛り上がりすぎた余波なのか、これに続く昨年10月期の鈴木亮平さん(40)主演の『下剋上球児』もイマイチ盛り上がらずで数字は下降し、今回の『マエストロ』ではさらに落ちてしまったと。

 ライバルの日テレは“民放の王者”で日曜劇場と同時間帯の『行列のできる相談所』の視聴率も堅調。そして、ここにきて、フジテレビ『だれかtoなかい』が注目を集め、数字を伸ばしている。その状況で2作品連続で低調なTBSの看板ドラマ枠・日曜劇場は、正念場を迎えていると言えそうです」(前同)