■恋人・鈴木も体調が回復して話題に
2016年公開、80億円を超える興行収入を記録した映画『シン・ゴジラ』で、長谷川はゴジラに立ち向かう主人公・内閣官房副長官の矢口蘭堂を演じていた。対するゴジラはフルCGで描写されていたが、その動きをモーションキャプチャで演じていたのが野村だったのだ。
そのため、4月期の日曜劇場『アンチヒーロー』の配役が発表されてからは、
《矢口vsゴジラ、、、胸熱》
《シン・ゴジラタッグ笑笑》
《長谷川博己vs野村萬斎っていうときめきしか湧かない字面発見した》
といった声が、X(旧ツイッター)に多く寄せられているのだ。
『シン・ゴジラ』タッグに加えて、長谷川のプライベートにも明るい話があり、話題となっている。長谷川は俳優の鈴木京香(55)と2011年に交際報道があり、現在は事実婚状態と言われているのだが、
「鈴木さんは、23年5月から体調不良で療養中でした。23年7月期のフジテレビの主演ドラマも降板するほどの状態だった。それを恋人の長谷川さんが献身的に支えていたことが報じられていました。
それが、3月15日に鈴木さんの俳優業復帰が発表された。今冬に放送予定の木村拓哉さん(51)主演の『グランメゾン東京 スペシャルドラマ』(TBS系)で復帰するといいます。恋人の鈴木さんも回復され、長谷川さんにとっても『麒麟がくる』以来4年ぶりの主演連ドラ。公私ともに、大きく動き出している印象ですね」(前出のテレビ誌編集者)
そんな長谷川が主演を務める4月期の日曜劇場『アンチヒーロー』のプロデューサーは、『VIVANT』と同じ飯田和孝氏が務めることから、その手法にも注目が集まっている。
『VIVANT』は初回放送の瞬間まであらすじが一切紹介されない異例のプロモーションが話題になったが、本作も近いところがあるのだ。
「『VIVANT』と違い世界観の情報は出ていますが、登場人物の名前や具体的なあらすじは伏せられています。情報を小出しにすることで視聴者の心をつかみ、放送を心待ちにさせる――『VIVANT』と同様の手法です。
長谷川さんの実力、人気は間違いなく、『VIVANT』での大ヒット体験を持っている心強いプロデューサーがいる。裏番組の盛り上がりで正念場を迎えている日曜劇場ですが、長谷川さんの『アンチヒーロー』で風向きが変わるかもしれませんね」(前同)
『シン・ゴジラ』タッグの“再来”で、長谷川にとって7年ぶりとなる日曜劇場となる『アンチヒーロー』。TBS日曜劇場のブランドを、長谷川は守れるだろうかーー。