MLBのロサンゼルス・ドジャースが3月20日(現地時間)、大谷翔平選手(29)の通訳を務めていた水原一平氏(39)を解雇したことを明らかにし、報道が過熱。情報も錯綜しており、大谷ファン、野球ファンの間で物議を醸している。

 スポーツ専門局『ESPN』によると、水原氏は米・連邦政府の調査を受けている南カリフォルニアのブックメーカーによる違法賭博で借金をつくったという。大谷選手の銀行口座から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)が送金されたとも報じられた。

 水原氏は3月20日に韓国・ソウルで行なわれたサンディエゴ・パドレスとの開幕戦後、球団のクラブハウスで選手らの前で自身がギャンブル依存であることを告白したとも同メディアは伝えている。

 スポーツ賭博は米国内の約40州で合法だが、大谷選手や水原氏が拠点を置くカリフォルニア州では違法となっている。

 ドジャースは解雇の理由については明らかにすることなく、情報を収集しているとしたうえで「現時点ではこれ以上のコメントはない」と説明している。

※画像はドジャースの公式X(ツイッター)『@Dodgers』より

 開幕戦のベンチにも入り、大谷選手やチームメイトやコーチ陣とも親しく会話を交わしていた水原氏の突然の解雇、違法賭博に関与していたという報道に、

《大谷くんもまさか違法賭博の借金とは思ってなかったんでしょうね。分からないけど…もしかしたら助けたい一心だったかもしれませんし、こういう結果になってしまうとは。一平さん、人間関係も自分のキャリアも台無しにしましたね》
《水原一平さんも公営ギャンブルにすれば良かったのに…》
《急転直下のことすぎて、頭と感情が追いついていないですし、本当に残念で仕方がありません》

 などの残念がる声や心配する声が上がっている。