■森本の“男気主演”で日テレからのプッシュは必至

「『街並み照らすヤツ』は森本さんにとって初のGP帯単独主演作ですが、それ以上に注目されているのが、起用されるまでの経緯ですよね。ドラマの内容と森本さんの出演が正式発表されたのは3月21日ですが、当初はムロツヨシさん(48)が主演だと言われていましたからね」(ワイドショー関係者)

※画像は『街並み照らすヤツら』の公式X『@machinami_ntv』より

 日テレは、昨年10月クールに木南晴夏(38)主演で、芦原妃名子さんの漫画作品『セクシー田中さん』(小学館)を実写ドラマ化したが、トラブルが発生。“原作改変”が問題となる事態となり、芦原さんが急逝。

 次の4月クールも同じ小学館の漫画作品『たーたん』(作:西炯子氏)をムロ主演で実写化する予定と報じられたが、日テレは“小学館の漫画原作の作品”の制作が見送りになったことを2月21日に正式に発表。新たに制作される”別のドラマ”はムロが引き続き主演予定だったが、ムロが断り、日テレが森本にオファーした――そうした経緯が報じられている。

 前出のワイドショー関係者は話す。

「内容、脚本が良いとしても、『セクシー田中さん』の騒動で信用が落ち、ムロさんも断わったとされる枠の日テレドラマの主演をこのタイミングで引き受けるのは、やはり、火中の栗を拾うようなもの。変な形で注目され、素直に評価はされないでしょうし、また放送開始まで時間がなく、制作が突貫になるのは間違いない。

 しかも、森本さんは、SixTONESのドームツアーの最中(2月17日~4月22日)。ピンチだった日テレドラマを救った、森本さんは男気で引き受けた、という評価になっていますね。これでドラマが面白い、数字も悪くないとなれば、森本さんの株はストップ高となりそうです」

 バラエティ番組の予告でトレンド入りする京本のパワー、絶賛される森本の男気、その他メンバーのドラマ露出と高評価――明らかにSixTONESには追い風が吹いていると言えそうだ。

ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題の影響で、旧ジャニーズタレントのテレビ出演は今、難しくなっていますよね。わかりやすいのがNHKとフジテレビで、両局はこの4月改編で旧ジャニーズが出演している多くの番組を終了させていて、SixTONESにとって地上波で唯一のグループの番組『バリューの真実』(NHK)も3月26日で終わります。

 ただ、結果を出せばすぐに扱いが変わるテレビの世界。話題になりまくるメンバーのタレントポテンシャル、そして、日テレが“借りを作った”と感じてプッシュしてくれるのは必至の森本さんの“連ドラ男気主演”――今後、彼らがテレビで活躍することで、旧ジャニーズ全体への風向きも変わってくるかもしれませんね」(前同)

 個性的な6人の集団・SixTONESは、窮地の旧ジャニーズの救世主になるのかも。