■井ノ原新社長は「もうそんな時代じゃない」と語り……

 2022年10月末をもって事務所を退所した滝沢氏に代わり、井ノ原がジャニーズアイランドの新社長に就任。

 その井ノ原は1月1日配信の『デイリー新潮』の独占インタビューに応じ、IMPACTorsの退所について「はい」と認め、「NHKの音楽番組『ザ少年倶楽部』に出演する彼らの楽屋に仕事の提案をしに行った際に、突然、向こうから切り出されました」と告白。井ノ原も「わかったよ」と退所することを承認したと明かしていた。

 少し前まで大手芸能事務所が、タレントの独立や移籍を制限する慣習もあったが、井ノ原は「もうそんな時代じゃない」とも語っていた。

「5月22日にはKing&Princeから平野紫耀さん(26)、岸優太さん(27)、神宮寺勇太さん(25)が脱退し、その後に退所(岸のみ今秋退所予定)しますが、すでにメンバーも退所を“ネタ”にしていますよね」(前出の芸能プロ関係者)

■「まだ俺、Jですからね!」

 1月29日放送のバラエティ番組『ゴタクを並べてワッハッハ』(日本テレビ系)に出演した岸は、番組冒頭に「みんな深読みしちゃうと思うんですけど……」「吹っ切れてるって言ったら、またちょっとおかしいですけど……」と、退所について言及。

 その後、「センスがあると思われるプレゼントを教えて!」という岸の悩みに、劇団ひとり(46)は「相手のことを思ったら……」と折りたためるヘルメットを提案。

 岸が強度を確かめるためにヘルメットを被り、劇団ひとりがグーで思いっきり頭を殴ると「全然手ぇ抜いてないんですよ……」「まだ俺、J(ジャニーズ)ですからね!」と言い放ちスタジオの笑いを誘っていた。

 さらに番組では「お題でもっとも評価された人が岸くんに好きな質問をできる」というゲームを行ない、退所を巡る裏話が明らかになる場面があった。

 現在は応援してくれているものの、ジャニーズ事務所から退所するという旨を岸が父親に報告すると「“こういうふうに、実は思ってる”の、思ってるの“る”のところで“バカ”と言われました」と告白。

「段々それは話していって、“バカとは思いつつ、最終的には俺には判断できないから。お前がやる方向を応援する”とは言ってくれてるんですけど、報道が出たときに“決めたからには、それは悔いを残すなよ”っていう方向で背中を押してくれてるんですけど」と言われたと明かした。

 共演者からの「最後にキンプリの5人でやりたいことは?」という質問には、デビュー後すぐにコロナ禍になったせいでメンバーと仕事以外で会えてないとしたうえで、

「単純に酔っ払いまくりたいですね、5人だけで」「デビュー当初以来、最初らへん以来あんまりやってなかったので、プライベート5人でちょっとやってみたいですね」「あらためて、時間を合わせてゆっくり過ごしたいなっていうのはちょっと出てきましたね」

 と岸は話していた。