懐かしの昭和ネタと令和社会への問題提起が話題になった、阿部サダヲ（５３）主演のドラマ『不適切にもほどがある！（ふてほど）』（ＴＢＳ系／金曜よる１０時から）は、いよいよ３月２９日に最終回が放送される。視聴者の間では、市郎（阿部）と純子（河合優実／２３）が生き残る最後を望む声が多いが、意外な終わり方になりそうだ。
１９８６年（昭和６１）から令和の現代にタイムスリップしていた市郎は、１９９５年（平成７）１月に発生した阪神・淡路大震災で、娘の純子が自分と一緒に亡くなることを受け入れ、昭和に戻ることを決意。本当に純子は亡くなってしまうのか？ それは、２２日放送の第９話で見られた、市郎らの純子の墓参りのシーンにヒントがあったようだ。
第９話「分類しなきゃダメですか？」は、サカエ（吉田羊）はキヨシ（坂元愛登／１５）の担任・安森（中島歩／３５）とのデート中、元夫・井上（三宅弘城／５３）から、資金を提供するスポンサーが撤退し、タイムマシンが使えなくなると連絡が入り、令和に戻って来る。昭和に戻ることができないという事態に、市郎は焦りまくる。
一方、渚（仲里依紗／３４）は、サカエに昭和はどんな感じかと問う。サカエは、地上波で女性のバストトップが見られる。話し声が多くて騒がしい。セクハラがヒドいし、その認定もないし、みんながニブいなどと答えると、渚は「行ってみたかったな、昭和」とポツリ。これに市郎は「純子に会いに行こう」と言うと、一緒に純子の墓に向かい……という展開。
この墓参りのシーンで、純子の享年は２８歳になっていた。そのため、視聴者はＸ（旧ツイッター）上で、《享年２８歳にすごく違和感受けたんだが、もともと純子は２６歳で亡くなるはずだったよね？ すでに未来が変わり始めてるって事なのかな？》などと、享年に関する考察の声が多く寄せられていた。
