■4月&7月クールの旧ジャニーズタレント主演ドラマは9本

 日本テレビでは4月クールに森本主演の『街並み照らすヤツら』が、テレビ朝日では同クールに木村拓哉(51)主演の『Believe-君にかける橋-』、井ノ原快彦主演の『特捜9 season7』、King&Prince永瀬廉(25)主演の『東京タワー』の3本がスタートする。

※画像は「オシドラサタデー」の公式X(ツイッター)『@oshidoraEX』より

 日本テレビとテレビ朝日以外の局を見てみると、フジテレビ系ではSixTONESの京本大我(29)主演の『お迎え渋谷くん』(関西テレビ制作)、テレビ東京ではキンプリの高橋海人(24)主演の『95』が控えている。

 さらに7月クールでは、3月いっぱいでSexy Zoneを離れる中島健人(30)の主演ドラマがテレビ東京の「ドラマ8」枠で放送予定だとも報じられている。漫画『しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~』(白泉社)が原作だとされる。

Snow  Man目黒蓮さん(27)が7月クールにフジテレビの月9ドラマで主演を務めるとも聞こえてきています」(前出の制作会社関係者)

 さらに、3月26日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)では、Hey!Say!JUMP山田涼介(30)がフジテレビの金曜夜10時枠のドラマで主演を務めるとも報じている。学園モノで、山田は教師役を演じるものの、実はその教師が企業の社長で―――というストーリーになるという。

「現状、わかっているだけで4月と7月クールに9本の旧ジャニーズタレント主演ドラマが控えていて、さらに増える可能性もある。所属タレントに罪はないとはいえ、テレビ各局は結局、旧ジャニーズタレントに頼らざるを得ないと。それは彼らの人気がやっぱり凄まじく、数字を持っているからですよね。

 BBCに比べて国内メディアの追及が甘いと指摘されてしまっていますが、現在の日本のエンタメの構造的に、テレビ各局はまだまだ旧ジャニーズに依存していると言われても仕方がない現状。だからこそ、各局の報道もBBCのようには徹底的にはできないのではと。やはりそれが実情で、視聴者、ネットユーザーから批判の声が上がってしまうのも仕方ないのでしょうね……」(前同)

 民放各局が旧ジャニーズからの依存体質を脱却することはできないのだろうか。そして、日本時間の3月30日午後12時30分から放送のBBCの『捕食者の影 ジャニーズ解体のその後』では、さらに新たな闇が暴かれる展開があるのだろうか――。