女性に男女の関係を強要したなどと『週刊文春』に報じられたダウンタウン松本人志(60)が、発行元の文藝春秋等を相手取り、5憶5000万円の損害賠償や訂正記事の掲載などを求めた裁判の第1回口頭弁論が3月28日に行なわれたが、松本側の“要求”が物議を醸している――。

 第1回の口頭弁論は松本が出廷することはなく、約5分で閉廷。松本側は訴状で、記事に登場するA子さん、B子さんの特定を要求。2人の氏名(芸名)、住所、生年月日、携帯電話番号、LINEアカウントを提出することを文春側に求め、「A子、B子さんがわからないから反論できない」などと主張しているとされる。文春側は回答を拒否した。

 この要求が明らかになったことで、あらためてスピードワゴン小沢一敬(50)に注目が集まりつつあるという。X(旧ツイッター)には、

《ラインやり取り保存して特定できてるらしいスピードワゴンの小沢さんの証言で事足りるのでは?》
《文春に聞かなくてもアテンダーに聞けば誰かわかるよね》

 といった意見が寄せられている。

※画像は小沢一敬の公式X(ツイッター)『@ozwspw』より

 元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士(67)も3月29日の日刊スポーツで、松本側が女性の個人情報を求めたことについて「一緒にいた小沢さんらに聞けばいい話」と指摘し、「誰かはわかっているはずですが、この訴訟を相手のペースに乗せずに進めるための戦術、言い方は悪いですが嫌がらせのような揺さぶりをかけているのだと思います」と見解を述べた。