■シナリオを評価する声はあるが「重すぎた」

『君ここ』最終回の内容は《自己犠牲の美化がしんどい》《最初から最後までつらすぎ》という声が目立った。

 一方で、安易なハッピーエンドにしなかったことや、日々を生きることの大切さを描いた作風を評価する声も多く、

《命とは一瞬一瞬の大切さ本当に愛するという事とは他にも沢山…学ぶことしかない出会えて良かったドラマでした》
《愛すること、失うこと、時間の大切さ君ここを見て、ただ良かったなで終わるんじゃなくて、観たあと自分がどう行動するか、そしてもし自分が心を差し出せば助かる人がいるのなら、どうするのか。自分とちゃんと向き合っていけるドラマだと思う》

 といった声もX(旧ツイッター)に寄せられていて、“ロスになった”という声も少なくない。

「『君ここ』は、深く考えさせられるドラマではありましたが、気軽に万人が楽しめる作品とは言えない内容でしたね。

 逆に、多くの人が楽しめる作品として途中まで評判が良かったのに、最後の最後で評判を落としてしまったのが、二階堂ふみさん(29)主演、チェ・ジョンヒョプさん(30)がお相手役の『Eye Love You』(TBS系/火曜夜10時~)。視聴者の“残念”という声も多かったですね」

※画像は『Eye Love You』の公式X『@eyeloveyou_tbs』より

『Eye Love You』は心の声が聞こえる能力“テレパス”を持つ女社長・本宮侑里(二階堂)と、年下で韓国人留学生のユン・テオ(ジョンヒョプ)が恋をするファンタジック・ラブストーリー。明るいラブコメの裏側で描かれる、サスペンスドラマのような不穏な展開も“考察もの”に近い面白さががあり、人気を博していた。そして何より、韓国の爽やかイケメンスターのチェ・ジョンヒョプの人気が爆発した作品だった。