■野菜以外にもエビ、ウズラの卵…

 そこで、1日1食は口にしたい、野菜たっぷりな外食チェーン飯をオススメしていこう。

 まずは日高屋の『中華丼』(640円)から。

「シンプルな味つけで、オジサン世代が小さい頃に食べたような懐かしい味を楽しめます。ボリュームも満点で、店を出るときには思わず笑顔になりました」(田沢氏=以下同)

 野菜以外にも、身が引き締まったエビ、ウズラの卵がたっぷり入っていて、飽きずに完食できる商品だ。

 野菜以外でも楽しめる商品といえば、バーミヤンの『ホイコーロウ』(659円)も忘れてはいけない。

 ピリ辛の柔らか豚肉と、ピーマン、ニンジンの組み合わせは抜群。

「バーミヤンはファミレスなので、味付けも町中華と比べるとマイルドですが、その分、細かい味付けにも気を配っている印象。ピリ辛の調味料も雑に辛いわけではなく、濃厚なうまみを感じることができます」

 最後に、野菜めしの王道、リンガーハットの『長崎ちゃんぽん』(標準価格780円)のご紹介。

「本来、高級品であった長崎のちゃんぽんを、大衆向けにアレンジし、庶民の味に近づけた商品で、あっさりとした食後感ですが、しっかり満足できるほど野菜のうまみが濃厚です」

 野菜に手が伸びづらい人でも、思わず注文したくなるかも。