福原遥(24)がヒロインの舞を演じる連続テレビ小説舞いあがれ!』(NHK)で、幼なじみの貴司(赤楚衛二/28)をめぐって三角関係になっている秋月(八木莉可子/21)が、良くも悪くも話題になっている。

 秋月が視聴者に強烈なインパクトを与えたのが、舞に対するマウントだ。秋月は貴司の作る短歌のファンで、突然に貴司が営む古書店「デラシネ」にやってきて、急に貴司の世話をするようになった。そんな秋月は幼なじみで貴司と気安い舞に対抗心を覚えたのか、なにかとマウントをとってくるのだ。

 2月13日の第92話では、短歌の制作に息詰まる貴司を心配し、デラシネを訪れたところ、後から舞がやってくる。舞は先に帰るのだが、傘を忘れていることに気づいて追ってきた秋月は舞に対し「今、梅津先生は歌人として一番大事な時期です。素晴らしい第一歌集を出していただくために、私も精いっぱい支えたいなって思ってます。そやから、先生のそばにおること、悪く思わんといてくださいね」と言い放ち、自分が貴司を支えていることをアピール。

 さらに2月15日放送の第94話では、舞と母親のめぐみ(永作博美/52)の奮闘が新聞に取り上げられたことを祝い、社員たちと貴司の実家のお好み焼き店「うめづ」でにぎやかに飲んでいるところに秋月が来店。貴司の母親である雪乃(くわばたりえ/46)に親しげに話しかけると、貴司が短歌制作に苦しんでいることを告げ、舞の前でお好み焼きを持ち帰りで2枚頼むという、さりげなくも堂々としたマウントをとっていた。