女優の天海祐希(55)が、4月スタートの月10ドラマ『合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~』(カンテレ・フジテレビ系)で主演を務め、松下洸平(35)とバディを組むことが明らかになった。

 原作は、柚月裕子氏(54)の同名小説『合理的にあり得ない 上水流涼子の解明』(講談社)。頭脳明晰、そして変装の達人という天海演じる探偵・上水流涼子(かみづるりょうこ)が、松下演じるIQ140の相棒・貴山伸彦(たかやまのぶひこ)とともに、さまざまな依頼を超大胆な方法で解決していく、極上痛快エンターテインメント。

 上水流は、凄腕の弁護士として多くの事件を担当していたものの、ある傷害事件をきっかけに弁護士資格を剥奪されてしまう。その後、「探偵事務所 上水流エージェンシー」を立ち上げ、探偵業へと転身。

 一方の貴山は、偶然の出会いから上水流の探偵事務所で働くことに。幅広い分野に精通しており一見完璧にも見えるが、女性が苦手で上手く話せないという弱点がある貴山が、“あり得ないやり方”で“あり得ない敵”を追及する上水流にイヤイヤながらも引っ張られつつも、バディとして事件の解決に一手を加える。

「原作の柚月氏といえば、役所広司さん(67)や松坂桃李さん(34)が主演を務めた映画『孤狼の血』シリーズの原作小説を手掛けたヒットメーカーです。

 その柚月氏が“『いままで発表した小説の中で一番エンターテインメント色が強い作品』だと思っています”とコメントするほどですから、ドラマ『合理的にあり得ない』が、天海さんのキャリアを代表する人気シリーズになっていく可能性もありそうですよね」(テレビ誌編集者)