■大きかった「岩橋玄樹の存在」――

 ちなみに永瀬は2022年11月10日放送のラジオ『レコメン!』(文化放送)内のコーナー『King&Prince 永瀬廉のRadioGARDEN』で、平野、岸、神宮寺のキンプリ脱退について語った際にも、こう話していた。

「このまま5、6、7、8、9、10……ずっとくだらんことをして、笑って……。

 で、そういう姿をみんなに見てもらって……いつまで経っても“バカだなー”とか“ガキだなー”とか思われながら、このまま活動してくんやろなーと思ってたから……」

『RIDE ON TIME』での言葉を聞いてからだと、より一層重みを感じるだろう。

「また、『RIDE ON TIME』で感じたのは、岩橋玄樹さん(26)の大きな存在感です。表面だけ見ると、岩橋さんはパニック障害の治療でデビュー間もない2018年11月に活動休止し、そのまま復帰できないまま2021年3月末に脱退。あまり成果を残せないまま、キンプリを辞めてしまったように見えます。

 しかし、『RIDE ON TIME』では活動への熱量の高さからダンスレッスンで神宮寺さんとケンカになったり、“自分より他メンバーを輝かせたい”と話したりと、非常に高いモチベーションがあったんですよね」(前出のワイドショー関係者)

 神宮寺はキンプリを脱退する理由として、「メンバーがこの先1人でも退所するという話が出た時に、自分も退所させていただくということを、本当に勝手ながら自分の中で決めていました」と語っていたが、これも岩橋の脱退が尾を引いていると考えられる。

「岩橋さんと神宮寺さんはまったく同じ日にジャニーズ事務所入りした盟友で、岩橋さんは神宮寺さんにしかパニック障害を明かしていなかった、と『RIDE ON TIME』で明かされています。

 すべて結果論になってしまいますが、岩橋さんが脱退していなかったら、神宮寺さんが“この先1人でも辞めたら自分も辞める”と考えることもなかった……と、どうしても思ってしまいますね。

 平野さん、岸さん、神宮寺さんのグループからの脱退は、進む方向が違ってしまったことが最大の要因で、誰も悪くないし、仕方ないことではあります。ですが、デビュー間もない時期の6人を見ていると、やはり、ただただ残念、と感じてしまいますね……」(前同)

 3人の脱退まで残り約3か月。“5人のキンプリ”には、最後の全力疾走を見せてほしい!