■アドリブの推理劇ゆえ酔っているのが演出かどうかも……

 4月18日に、EX THEATER ROPPONGI(東京・六本木)で上演された、ミステリー舞台の『AGASA』。案内人となる松丸亮吾(28)とアルコ&ピース平子祐希(45)が用意した珠玉のミステリーを参加者が解き明かす、即興の推理劇で、参加者が本人役としてミステリーの世界に入り事件の犯人を推理する、斬新なプロジェクトである。昼公演はゲーム配信者チーム、夜公演は芸人チームが登場したが、サーヤが出演した夜公演に、観客から怒りの声が上がっているというのだ。

※画像は舞台『AGASA』の公式X『@agasa_official』より

 夜公演はサーヤ以外にさらば青春の光森田哲矢(42)、狩野英孝(42)、三四郎小宮浩信(40)、平子の相方である酒井健太(40)が出演していたが、Xには『AGASA』に対して、

《サーヤさん、あの泥酔は頂けなかった。突然笑い出したりして雰囲気壊して凄く気になった。後、松丸くんが終始大変そうだった》
《ファンだからこそサーヤが酔っ払って舞台に立ったことが腹立たしく、最後までヘラヘラしているだけで笑いもなく、これは返金してもいいレベルで全体通してグダグダ過ぎました》
《トリックは難しくなかったけど、サーヤとアルピー酒井が大分ノイズになってた気はする…》
《AGASA芸人回のアーカイブ、色々あるけど特に最後の熱演をサーヤがクスクスずーっと笑ってるの余りに不快すぎて観るのやめた昼回あんな面白かったのに残念すぎる》

 といった“残念”や怒りの声が多く寄せられてしまっているのだ。

 舞台をアーカイブ配信で観劇した芸能プロ関係者は話す。

「サーヤさんは、アルコールの入った状態で舞台に立っていたんです。でも、べろんべろんの泥酔状態というわけではなく、ほろ酔いの少し先という感じで共演者ともコミュニケーションは取れていましたが……」

 舞台の序盤、サーヤは松丸に酒臭さを指摘され、「1個前の収録」で酔っていたことをカミングアウト。中盤の謎解きタイムでは森田がサーヤを「こんな状態で出ない。プロとしておかしい」と冗談半分にイジる場面もあったという。

 本編終了後、観客へ挨拶をする場面ではサーヤが、

「お酒を飲んでたのは何の伏線でもありません。本当に1個前の仕事が、テレ東の深夜の、酒飲まなきゃいけない収録でした。ややこしいマネしてすみません」

 と、話す姿もあったという。

「グダグダになっていたのはサーヤさんだけの責任ではありません。アドリブ劇のためだった、としか言えないのですが、特に序盤は松丸さんが頑張って軌道修正している感もありましたね。

 サーヤさんはちゃんと謎解きに参加していたし、舞台が破綻するようなことはありませんでした。台本を読み上げる際は、むしろ出演者でいちばん演技が上手かった。

 ただ、どこか千鳥足で緊迫したシーンでもへらへらしていたり、スタッフから水を差し入れられる姿もありましたね。アドリブで謎解きというシチュエーションのため、“酔っ払い”は伏線なのか本当の話なのか出演者も分かっていなくて、終了後の挨拶まで半信半疑だったお客さんもいたのではないでしょうか」(前同)