■高橋文哉ら演者は評価されているが

 そんな中、藍井仁(山田裕貴/32)が担当するゼミの選考結果が発表され、実務演習クラスからの合格者は、照井雪乃(南沙良/20)と天野向日葵(河村花/21)。天野は不合格となり落胆する真中信太郎(高橋文哉/21)らの姿に、自分が受かったことを申し訳なく感じていた。

 その翌日、“crow”は藍井ゼミの合格者発表の掲示を新たに投稿。校内を撮影して投稿されたことで、実務演習クラスの学生たちは、犯人が身近にいると動揺する。そして、柊木の元に風見から、“crow”の正体は5年前に彼女が判決を下した事件の被告人だと連絡が入り……という展開。

 視聴者のツイッター上での反響は、「貼り付けたような笑顔じゃなく、柔和に笑う文哉君かわいいし、懐き始めた子猫みたいな沙良ちゃんの演技もかわいい!」「ポップコーンで餌付けされるとか、藍井先生はキャラ変した? そのギャップを山田裕貴が立体的に演じている」など、演者への評価が高い。

 そんな称賛の声に反して視聴率はダウンしているうえ、見逃し配信「TVer」のランキングでも下位が定位置になっている。ツイッター上では「ダラダラしてて、つまらない。特に進展も無いし、毎週同じ繰り返しにしか思えない」などと、脚本や演出に対する不満の声も出てきた。