TBSグループの中心TBSホールディングスは5月14日、代表取締役の異動と役員人事を発表。執行役員の阿部龍二郎氏(60)が6月27日付でTBSホールディングスの代表取締役に就任することが明らかになった。阿部氏は慶應大学卒業後の1988年に入社。制作の現場を経て管理職になり、その後は関連会社のTBSスパークルの社長やTBSテレビ取締役を歴任した。
「阿部氏はずっと制作畑でキャリアを積んできた人物。そして『中居正広の金曜日のスマたちへ』を『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』へと改題し、番組を救ったプロデューサーでもあったんです」(制作会社関係者)
/
— 中居正広の金スマ【公式】 (@kinsuma18_tbs) March 2, 2023
明日の #中居正広 の #金スマ は🔔
\
気になる夫婦 #加藤茶 #綾菜 再び!
中居さんと再会編✨
レジェンド「ドリフの加藤茶」はずっと特別。
スタジオのみなさん、童心に帰っていました👦
そして、#仲本工事 さんとの思い出も。
金スマTikTok👉📱https://t.co/zMfcB8PzB2
明日よる8時57分! pic.twitter.com/jK6stLD11m
2016年1月にSMAP解散騒動が勃発。グループは同年末をもって解散に至っているが、同年2月12日の放送回から『金スマ』は『中居正広の金曜日のスマたちへ』から『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』に改題している。
「大きなリニューアルや改編のタイミングで番組名を変えることはありますが、SMAP解散騒動勃発からわずか1か月で番組名を変えたんです。それは非常に迅速な動きでした。
というのも、『スマたちへ』のままだったらSMAP解散とともに番組も終わっていた可能性があったからです。SMAPは独立問題が絡んでジャニーズ事務所の創業家とバチバチに揉めた。創業家のメリー喜多川氏(享年93)がSMAP解散後に番組名に“スマ”がある番組を残すことは許さなかったはずですからね。
そんな中、当時番組の幹部だった阿部氏が大事になる前に改題を決断。スマからスマイルに変更し、番組名は“SMAPは関係ない”としたんです。結果的に番組は変わらず『金スマ』としてSMAP解散後も続いていて、中居正広さん(51)のキャリアを代表する番組になりました。阿部氏は『金スマ』、さらには中居さんを救ったとも言える存在なんです」(前同)