■やはり突貫工事感がある『街並み照らすヤツら』
当初、日テレは4月期の「土ドラ10」枠は“小学館の漫画原作のドラマ”を放送する予定だった。一部ではムロツヨシ(48)が主演、西炯子氏原作の『たーたん』だったと報じられている。
しかし、このドラマが実現することはなかった。その理由は、23年10月期に同局が『セクシー田中さん』(小学館)を実写化した際の問題だった。最終回を目前に、原作者の芦原妃名子さん(享年50)と原作改変を巡るトラブルが勃発し、今年1月に芦原さんが逝去する事態に。日テレは2月22日に“小学館の漫画原作のドラマ”の制作見送りを発表し、3月21日に『街並み照らすヤツら』の制作を発表――という流れがあった。
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— 街並み照らすヤツら【公式】日テレ 土ドラ10 (@machinami_ntv) May 13, 2024
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第3話
殴ってもいい偽装強盗
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荒木の新事実が発覚⁉️
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「『街並み照らすヤツら』はベテラン枠に船越英一郎さん(63)がいたり、第3話から登場した伊藤健太郎さん(26)などキャスティングも頑張ってはいますが、分かりやすく数字が取れる大スター的な俳優が不在だったり、舞台がシャッター商店街でスケール感が小さかったりと、突貫でなんとか作った感も伝わってきていて……。ただ、主演の森本さんは若いファンが多いし、もう少しいけるのかなと思われましたが、数字は厳しいですね」
『街並み照らすヤツら』は、シャッター商店街の潰れかけのケーキ屋店主・竹野正義(森本)が保険金目当ての偽装強盗を企てたことで大騒動に発展していくという、笑いと絆のヒューマンエンターテインメント。偽装強盗がグダグダに終わるシーンや、アニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)のようなノリのナレーションなどシュールな演出も多く、
《テンポが悪すぎて見てられない。何を楽しみに見続ければいいのか最初に提示しないと視聴者はついて行かない》
《話がなかなか進まなくてイライラ。キャストはみんな演技上手いんだけどな》
といった厳しい声がネットにも寄せられている。
「『街並み照らすヤツら』は、やはりあまりにも時間が足りなかったんでしょうね。それで脚本が練られていないと……ここからなんとか巻き返してほしいですが。
そして、赤楚衛二さん(30)主演の『Re:リベンジー欲望の果てー』(フジテレビ系/木曜夜10時~)も放送前の期待度はとても高い作品でしたが、これも第5話(5月9日)でコア視聴率1.5%まで落ち込んでいるんですよね……」