■「世界のケン・ワタナベ」は主演を断っていた!?
この『デイリー新潮』の報道を、たけしは連載を持つ『週刊ポスト』(小学館)で即座に否定。
金銭面の問題ではなく、KADOKAWAが提案してきた契約内容があまりに一方的な内容だったため、法律に沿った公平な内容にしてほしいと要求しており、契約を締結できれば編集作業も再開する、Netflixからの契約料もたけしサイドは要求していないとコメントした。
「ギャラの上乗せだったり、拘束時間が長すぎるといった“面倒くさいこと”をたけしさんサイドが言ってきた、といった話も聞こえてきていましたが……とにもかくにも、その辺りのことの調整がついたんでしょうね。
ちなみに主演を西島さんが務めることが明らかになっていますが、当初は渡辺謙さん(63)にオファーして断られてしまったそうなんです。役どころを見て“今回はちょっと……”と見送ったといいます。
“世界のケン・ワタナベ”を主演に想定していたぐらいですから、たけしさんにとってもかなり力の入った作品のはず。すでに『首』の次の映画にも取り掛かっていると明かしていますが、『首』は莫大な予算も含めて、監督人生の集大成のような映画になるのかもしれませんね」(前出の制作会社関係者)
トラブルを乗り越えて、いよいよ公開に向けて動き出した『首』は、“世界のキタノ”の代表作になるのだろうか!?