■瀬戸が過去に見せた豹変演技を思い出す声も

「瀬戸さんは『くる恋』の第6話で学ラン姿を披露した際、35歳(※撮影当時)でありながら“違和感ない”“まだイケる”と評判になるほどの童顔イケメンで、それでいて大人の色気もある俳優ですよね。

 そして、今回の第9話の感想にも多く寄せられているように、“いい人だけど実は……”という恐怖演技が非常にハマる。今回の演技で瀬戸さんの過去作に言及する視聴者も多いですね」(前出のテレビ誌編集者)

 瀬戸は清原果耶(22)主演の連続ドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』(日本テレビ系/22年10月期)に、清原演じる探偵をサポートする紳士的な作家役で第1話から登場していた。しかし、その正体は女性をターゲットにした連続殺人事件の凶悪犯だったことが第5話で発覚。瀬戸演じる真犯人が開き直って主人公を殺そうとする豹変ぶりが、当時話題となったのだ。

 また、長澤まさみ(37)主演の映画『コンフィデンスマンJP 英雄篇』(2022)で瀬戸はインターポールの捜査官・マルセル真梨邑を演じていたが、こちらも終盤で発覚した裏の「悪い笑み」が観客の度肝を抜いた。

※画像は『コンフィデンスマンJP』の公式X『@confidencemanJP』より 

『くる恋』の不穏な展開を受けて、これまで瀬戸が見せてきた豹変を思い出す声も多く、

《瀬戸康史さんそもそも城塚翡翠の件あるからなぁ…笑 ちょっと怖い笑》
《思えばコンフィデンスマンの時も瀬戸康史最後の最後に悪役で終わったな、、》
《キスシーンにひゃっってなった数分後にピンポンして開いたドア越しの顔怖くてひゃっが瞬時に消え去ったw瀬戸くん凄いよ…城塚翡翠のとき思い出した…》

 といった声も多く寄せられているのだ。

「『くる恋』の作風、これまでの描写から瀬戸演じる公太郎はそこまで極悪人ではないと考えられます。ただ、これまでもこういった恐怖演技に定評がある瀬戸さんをわざわざ起用しているわけですから、これからのクライマックスに向けて、驚きの大波乱展開もあるかもしれませんね」(前同)

 タイトル通り、各登場人物の見方が“くるり”と変わる展開が続く『くるり〜誰が私と恋をした?〜』。次回、瀬戸はさらに怖ろしい顔を見せてくれるのかもしれない――。