俳優の小栗旬(41)が、14日までにファッション誌『SPUR(シュプール)』(集英社)の公式インスタグラムに登場。役作りをする上でのストイックなこだわりを明かした。
12日、スタイリッシュなブラックスーツ姿で東京・六本⽊ミュージアムにて開催された「ミス ディオール展覧会 ある⼥性の物語」に来場した小栗。同アカウントはこの日、《オープニングイベントで来場した小栗旬さんに、新ミスディオールパルファンの誕生にちなんで、普段香りにこだわっているシーンを伺いました。俳優の小栗さんならではのユニークな回答は必聴!》とつづり、舞台裏のインタビュー動画を公開した。
インタビューの中で、小栗は《僕、意外と自分が役をつくる時に結構匂いを決めることが多くて。自分が演じてる役の人は一体どういう匂いをしてる人なのかなっていうのを決めるのがすごい好きで》と細やかなこだわりを告白。
《もちろん香水もそうですし、多分この人は香水をつけないだろうな、みたいな人の時は、香りはさせないみたいなことにこだわったりしながら作っていったりするので、いつも自分の仕事の上でも、キャラクターをつくるということにおいて非常に香りは大事にしています》と、役作りへの徹底した姿勢を明かしている。
「小栗さんは以前から飲みの場で俳優仲間と演技論を交わしたり、《もっと役者が責任を負ってもいい》と役者全体の立ち位置を俯瞰して持論を展開したりと、俳優として熱い信念を持っています。21年公開の映画『ゴジラvsコング』でハリウッドデビューを飾るなど、積極的な海外進出を図っている小栗さんだけに、さまざまな面で環境整備が遅れがちな日本の映像界に対していろいろと思うところがあるのかもしれません。
さらに、昨年6月には自身の所属事務所『トライストーン・エンタテイメント』の社長に就任。プレーヤーとしてだけではなく、経営者としての視点も持たなければいけないので、その両肩には大きなプレッシャーがかかっているのではないかと思われます」(女性誌ライター)
俳優兼社長として41歳を迎えた小栗。多忙な日々を送っていることは想像に難くないが、役作りに対して変わらぬ熱弁をふるうその姿は、ますますエネルギーに満ちているように見える。
「小栗さんは184センチの高身長とあって、今回のようにスタイルを引き立たせるシンプルなスーツが非常に良く似合いますよね。片耳で揺れるゴールドピアスも“セクシーなヤンチャ感”を醸し出すステキなワンポイントになっており、ファンからも《若返ってませんか?!》《かっこよくて誰かわかりませんでした》と驚きの声が寄せられています。
年齢とともにラブストーリーのオファーはどうしても減少する傾向にありますが、小栗さんは、2025年に世界独占配信されるNetflixシリーズで、ヒロインに韓国人女優のハン・ヒョジュさん(37)を迎えたロマンティックコメディの主演に決定。小栗さんの若々しいビジュアルのおかげで、多少年齢差のある恋愛ものであっても違和感なく成立するのだと思います」(前同)
俳優と経営者、2つのフィールドで存在感を増している小栗。確固たる信念で芸能界に新風を巻き起こせるか――。