■第1位はかわいいはもう無理…「デザイン」を変えた

 第1位は、「デザイン」。

 第2位の「露出を控える」にも通じるが、攻めたデザインよりも上品で落ちついた雰囲気のデザインを求める人が多かった。

「服の形を変えました。体型をカバーする服装で、落ちついた色のものを選ぶようにしています。若い頃のミニスカートははけません」(46歳/女性/コンピュータ関連技術職)

「いわゆる女の子らしいフェミニン系の服装が多かったのですが、歳をとってからはシンプルナチュラル系を着るようになりました」(42歳/女性)

「リボンのついている服をやめた」(53歳/女性/公務員)

「フリルがついているものは着れなくなった」(52歳/女性/主婦)

「若い頃はデザイン重視だったのが、今は着心地を第一に、デザインは流行を取り入れても少しだけ。若い頃はピチッとしたものを着ていたが、今は体のラインを拾わないものにしている」(58歳/女性/主婦)

「できるだけ無地のシンプルなデザインの服を着るようにしている」(41歳/女性/学生・フリーター)

「首回りが大きく開いた服が好きだったが、今はそういうのを着ると貧相なので、襟ぐりの小さい物とか襟つきの物を選んで着ている」(59歳/女性/主婦)

「シャープでかっちりした服装から、だいぶゆるくなり、親の通院のつき添いや介護を経て、スカートやパンプスは仏事以外ははかなくなり、パンツとスニーカーになった」(59歳/女性)

「大きな柄物を着ないようになった」(55歳/女性/会社経営・役員)

「昔はデコルテが出ている洋服を選んでいたが、今は痛々しいのでハイネック気味の洋服を選んでいる」(50歳/女性/金融関係)

「昔はスカートやワンピースでお嬢様風の服装が好きだったが、現在は動きやすさ重視でパンツばっかり」(52歳/女性/主婦)

「服の柄をシンプルにした」(54歳/女性/主婦)

「昔はブランドとはっきり分かるものを好んでいたが、今はワンポイントや分かる人は分かるくらいのものにしている」(43歳/女性/主婦)

「あまりだぼっとしたものを着ないようにしている」(50歳/女性)

「着たいものを着る」派も、「年齢を重ねてファッションで気をつけていること」第4位以下はこちら!

■「年齢を重ねてファッションで気をつけていること」ランキング
1位 デザイン
2位 露出を控える
3位 色使い
4位 サイズ感・着心地
5位 着たいものを着る
6位 素材にこだわる
7位 デニムをはかない
7位 キャラものを着ない