ちょっと前にX(旧ツイッター)で、“カジュアルおばさん”というワードがトレンド入りし、若い頃に着ていたようなピタッとしたロゴTシャツとスキニーデニム姿のミドルエイジ女性の写真とともに拡散された。この写真の元ネタは、「TOKYO REAL CLOTHES 大人世代のリアルクローズ」というブログだが、ブログの意図とはかけ離れたところで“カジュアルおばさん”としてバズってしまい、SNSなどでは「イタい」「着たい服着ればいい」など、賛否が分かれた。

 そこで今回は40~50代の女性100人に「年齢を重ねてファッションで気をつけていること」についてリサーチ。さらに「同世代で憧れのファッションアイコン」についても聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)

 第7位には、「デニムをはかない」「キャラものを着ない」が同率ランクイン。

 デニムもキャラものも若い世代が着るとカジュアルでかわいいが、年齢を重ねてくると、自分の落ちついた雰囲気と服のポップさがチグハグに見えてしまうこともありそう。

「キャラTやピンク、派手系が好きだったけどシンプル、無地に変えた。客観的に考えて、いくら好みでもおかしいだろうなと思い始めて変わっていった感じ」(47歳/女性/主婦)

「キャラものは極力着ない」(40歳/女性/コンピュータ関連以外の技術職)

「ジーパン、Tシャツは着ない。スラックスにロングのカーデガンが多い」(51歳/女性)

「デニムはいっさいはかなくなった」(50歳/女性/デザイン関係)