■「松本人志vs文春」裁判に加えて“法定外殴り合い”も超激化
7月11日発売の『文春』には6月5日と同23日にA子さんを尾行する男性の写真が掲載されているが、田代弁護士側は「いずれも『文春』がピンポイントで現場にいた」と指摘し、「女性も協力し、松本側につきまとわれているという証拠を作りたかったのではと推測される」と見解を示している。
法律事務所の公式サイトでは、同事務所に届いた具体性のある匿名の投書について《『週刊文春』が関与していたのではないかとの疑念が払拭できません》としている。
また、《記載の内容に看過できない事実関係の誤りや著しく不適切と思われるものが含まれていることから、当職らから株式会社文藝春秋外1名の代理人を務める喜田村洋一弁護士宛に、本日、内容証明郵便にて抗議文を送付いたしました》とも報告した。
それを受けて『文春』も7月11日、《田代氏の説明には、事実誤認や曲解が含まれています。そうした点について、次号の週刊文春にて明らかにします。記事の内容には十分に自信を持っています》とコメントを出している。
とうとう出たね。。。 pic.twitter.com/PQtnqUIC2K
— 松本人志 (@matsu_bouzu) January 5, 2024
「『文春』に被害を告発した女性の1人が“被害を受けた認識はない”と周囲に話しているという女性週刊誌の報道もありましたが、このあたりから“裁判外の戦い”が始まりましたよね。それがここにきて激化。双方、メディアを通しての“殴り合い”の様相となってきています。
『文春』は松本さんとその弁護士側のやり方を疑問視しており、A子さんの尾行を指摘し、裁判を妨げるような動きを弁護士側がしている、という主張ですよね。一方の弁護士側は『文春』側が“トラップ”のようなものを仕掛け、弁護士側が依頼した探偵がA子さんを尾行する様子を捉えたのではないかという疑念を表明しているんです。
真実を明らかにする場である裁判の妨害疑惑、一方は、報道機関におけるおとり捜査ならぬ“おとり取材”疑惑、あくまでも双方が主張していることですが、“一線を超えてしまっているのでは”という声も上がっていますね」(ワイドショー関係者)
今回の田代弁護士側のA子さんの調査については、厳しく見る意見、違法ではなく現実的に行なわれているという意見、法曹界でも考えは分かれるようだ。