お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建(50)が、2月21日配信の『Yahoo!ニュース』のインタビューで、活動を再開してからの1年、自粛期間中の心境、活発化させている講演活動や書籍の執筆、結婚式の司会など、近況について明かしている。
渡部は2020年6月、複数の女性との“多目的トイレ不倫”が明らかになって芸能活動を休止。2022年2月にコンビの冠番組『白黒アンジャッシュ』(千葉テレビ)で活動を再開した。
不倫報道から1年近くは、ほぼ収入ゼロだったといい、妻で女優の佐々木希(35)の稼ぎで生きていくことに葛藤を覚え、夫として父として甘えられないと思いを新たにしたという。
自粛前の自身の仕事については、周囲の期待に応えられるものではなかったと回顧。何をやっても褒められたり、怒られないような状況で、仕事をしているようでしていない。総合MCでありつつ、番組の中心にはいなかったと分析。そのうえで、万が一あの場に戻ることができるのであれば、「芯を持って、きちんとお役に立てれば、と思います」と語った。
芸能界に本格的に「戻るぞ」という気持ちは捨てていないものの、現在は講演活動に軸を置いており、そのテーマは主に「コミュニケーション」。テレビ時代に培ったMC力もあり、講演は評判を呼んでオファーも増えているようだ。
■「ある意味芸人ってすごいなと素直に思ったね」と擁護の声も
最近出た結婚式のスピーチでは、“結婚生活で一番大事なこと”として「絶対に嘘をつかないこと。奥さんを傷つけないこと。約束は守ること」と“まさに”の自虐ネタで会場の爆笑をさらったと明かし、「結婚式の司会もどんどんやっていきたい」と意欲を見せた。
この記事を受け、ニュースのコメント欄には「ライブだけあるいは若手プロデュースをやってればいいのに というかそれぐらいしかできないでしょ」「した事のモラルの無さと気持ち悪さ、あとは今までのこの方の上から目線の発言や態度が世間に受け入れられないという事ではないかと」など、いまだに厳しい声が殺到している。
一方、ツイッターでは「こんな境地になられていて…、素直に凄い!人生悲喜こもごも…色々とありますね」「お、捨身で笑い取りにきたな こうなるとけっこう強いかもね」「結婚式のくだりは、ある意味芸人ってすごいなと素直に思ったね。なかなかできないよ」と好意的な声も少なくない。