■「千鳥の無茶ブリ&くりぃむ有田の引退勧告」にも見事に対応

 不倫報道から約3年、『白黒アンジャッシュ』以外にも渡部を番組で目にする機会は少しずつではあるが増えてきている。

 2022年11月には千鳥がMCを務める『チャンスの時間』(ABEMA)に出演し、楽屋にあった弁当を使ってのリポートに真面目に挑戦。大悟(42)とノブ(43)からの数々の無茶ブリにしっかりと対応し、2人はスタンディングオベーションで渡部の健闘を称えた。

※画像は渡部建の公式ツイッター『@watabe1972』より

 1月6日には『有田哲平の引退TV』(ABEMA)に出演。「極めて近い将来引退をします」というくりぃむしちゅー・有田哲平(52)の“引退宣言”から幕を開けた同番組は、有田がともに一線を退くべきではないかと考える芸能人に引退勧告を行なっていくという内容。

 自身の騒動について渡部は「いろいろな順番を間違えまくったっていうのはありますよね」とし、本来であれば騒動→記者会見→自粛と順序を踏むべきだったにもかかわらず「いま思うと、いろいろな選択を間違えたと思います」と反省していた。

■“3年ぶり食リポ”大絶賛でも「TBS復帰は絶対に無理」

 1月15日には『ABEMA的ニュースショー』(ABEMA)に出演。番組では「本当に住みやすい街大賞2023」で首位に輝いた東京・西八王子を特集。八王子出身の渡部が3年ぶりにロケを行ない、八王子の魅力を伝えた。

 八王子の街を歩くと、地元住人から「元気そうでよかった」といったあたたかい声がかけられ、渡部は「ヤバい! 泣きそう。あたたかいわぁ……」と感動していた。サインを求められると「サイン書くのもめっちゃ久しぶりです……。嬉しい」と感無量だった。

 さらに3年ぶりの“食リポ”にも挑戦。サンドイッチを試食して「ちょっとチリの辛さがあって、美味しい。パンがカリカリですごく薄いから、サクッと食感がよくて中にカリとモチ(食感)のエビがあって、卵もあって、辛みが残る感じ」と料理の魅力を伝えると、番組MCの千原ジュニア(48)も「やっぱりすごい! 達者やな~。衰え知らずやった」と絶賛するほどだった。

「『白黒アンジャッシュ』とABEMAの番組がメインで地上波への復帰は厳しいのかもしれませんが、実力のある人ですし、SNSでも好意的な声も多い。自虐ネタも解禁して吹っ切れた様子もありますし、近い将来、地上波の番組で見られるかもしれませんよね。

 ただ、TBSだけは無理でしょうね。ましてや、復帰に意欲をにじませていた総合司会を務めていた『王様のブランチ』(TBS系)に戻ることは未来永劫できない、と見られていますね」(制作会社関係者)