■渡部は『王様のブランチ』復帰に意欲!?
渡部は『Yahoo!ニュース』のインタビューで「総合MCでありつつ、番組の中心にはいなかった」と語っていたが、自粛前に総合MCを務めていた番組といえば『王様のブランチ』だろう。
『白黒アンジャッシュ』で渡部が芸能活動を再開した直後の2022年3月、定例会見を行なったTBSの編成局長は、渡部の『王様のブランチ』への復帰を否定するとともに「その他の番組に関してもキャスティングの予定はございません」と説明していた。
「これまで渡部さんの復帰計画がたびたび報じられましたが、いずれも日テレの番組で復帰するという内容でした」(前出の制作会社関係者)
■親友が画策した「3度の復帰計画」は実現せず
2020年12月3日、同年大みそか放送の『絶対に笑ってはいけない2020 大貧民GoToラスベガス24時!』(日本テレビ系)に渡部が出演することが複数の週刊誌やスポーツ紙に報じられ、これを受けて謝罪会見を行なったものの、渡部の出演パートは結局お蔵入りに。
会見から3日後の2020年12月6日の『行列のできる法律相談所』(現『行列のできる相談所』、日本テレビ系)の生放送に渡部が出演する計画もあったとされるが、クレームが殺到して取りやめになってしまったという。
2021年3月には『週刊現代』(講談社)が、同年5月の『行列』の特番で渡部が復帰すると報じ、『行列』や『笑ってはいけない』の総合演出を務めるエース局員のT氏も、記者の直撃に「あなたが考えている通りになると思います」とコメント。しかし、実現することはなかった。
「T氏と渡部さんはプライベートでも親交が深く、何とかT氏が復活させようと画策していたんです。ですが、最初に『笑ってはいけない』で復帰するという情報が出た際、TBSや『王様のブランチ』関係者は激怒したといいますからね。
不祥事からの復帰はお世話になっていた番組で、というのが業界の慣例としてあります。しかし、渡部さんは復帰の舞台としてMCを務めていたTBSの『王様のブランチ』ではなく、日テレを選んだわけです」(前同)