水川あさみ(40)主演の連続ドラマ『笑うマトリョーシカ』(TBS系/金曜よる10時)の第4話が、7月19日に放送される。12日に放送された第3話で早くもタイトルの伏線が回収され、視聴者の考察が盛り上がってきた。

 同ドラマは、早見和真氏の同名小説が原作。厚生労働大臣・清家一郎(櫻井翔/42)と秘書・鈴木俊哉(玉山鉄二/44)の、“奇妙な関係”に気づいた新聞記者・道上香苗(水川)が黒い闇に迫っていく、人間の欲望と謎が絡み合うヒューマン政治サスペンス。謎の女(高岡早紀/51)の登場で新たな展開を見せ始めた。

 第3話は、清家を裏で操っているのは、自叙伝「悲願」に仮名で登場する、大学時代の恋人・美恵子(田辺桃子/24)だと考えた道上は、清家に話を聞こうと試みるも、逆に今後一切の取材を拒否される。そこで道上は清家の同窓生を取材し、美恵子の本名が“三好美和子”であることや出身大学や将来の夢など、彼女を探すためのヒントを得る。

 一方、鈴木は、大学4年生のころ、美和子に清家と別れるように告げたが、彼女が清家をモデルにして『最後に笑うマトリョーシカ』というタイトルのシナリオを書いたと明かし、別れることを断ったことを思い出していた。そのことを鈴木に聞いた道上は、そのシナリオ原稿を手に入れ、“三好美和子”も偽名であることに気づき……という展開。

 前回、黒幕と思われた鈴木が車で轢き殺されかけ、新たな黒幕探しが始まった。X(旧ツイッター)上では、《高岡早紀の若い頃を田辺桃子が演じてる? 顔写真を見ても似てるとは思わないのに、ドラマの中で続けてみたら、同一人物にしか見えなってきた》など、“美恵子=美和子”が“謎の女”で、清家を操る黒幕ではないかという声が出てきている。この考察は正しいのだろうか?