■『27時間テレビ』大成功で“世代交代”が確実に進んだ

 そんななか、瞬間最高視聴率となったのは21日午後8時57分に記録した世帯12.2%で、メイン企画「カギダンススタジアム」の優勝が決まった場面だった。

「高校生を中心とした若年層をターゲットにした企画がハマったというのも大きかったですよね。結果、コア視聴率がめちゃくちゃ高かったと。視聴者からの好評、そして文句のない好結果を受けて、“世代交代”が確実に進んだと感じたテレビ関係者も少なくありませんでしたね」(前出の制作会社関係者)

 X(旧ツイッター)には、

《松っちゃんが今休んでいるということもあって、明確な世代交代感のあった今回の27時間テレビでした》
《これまでの27時間より格段に面白かった。霜降り、チョコプラ、ハナコ!お笑いの世代交代だな》
《今回の27時間テレビで新しいカギのお披露目がされたというか、小中高生のファンが可視化されたことで物凄く世代交代感が生み出されたというか、結構テレビ業界的にデカい出来事だったのでは?》

 といった意見が寄せられている。

※画像は『FNS27時間テレビ』の公式X『@fns27htv_fns』より

「総合司会の3組はまだ若手から中堅といった世代ということもあり、ルックス面でも肌ツヤもよくて最後まで元気でしたよね。それに明石家さんまさん(69)や東野幸治さん(56)などの大御所にも臆することなく絡むことができ、自分たちの良さも出ていた。また、番組の進行もうまくできていたことも高く評価されています。

 霜降り明星、チョコプラ、ハナコらが今後のバラエティ番組を引っ張っていってくれるのだろうということが感じられる『27時間テレビ』になったと。大舞台を経験し、数字的にも大成功を収めたことで、今後、彼らにさらに大きな仕事が舞い込んでくることになりそうです」(前同)