6月28日公開のアンパンマン新作映画『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』が、大人にも好評だと話題だ。

 タイトル通り、今回主役級の活躍をするのは「ばいきんまん」。公開前から期待が集まるなか、初日から3日で観客動員数・興行収入ともにシリーズ歴代最高のスタートを記録した。

「絵本の世界に入り込んでしまったばいきんまんが、妖精たちが住む森を壊滅状態にした“すいとるゾウ”という敵を退治することに。ただ、お馴染みのメカがない。なんと、資材を集めて冶金するところから始めて、乗り物を完成させたんです」(アンパンマンの長年の愛好家)

 また、作中で悪に立ち向かうばいきんまんの不屈の精神に「泣ける」「無双」といったコメントでSNSが大盛り上がり。普段は“負け役”のはずが、こんな議論まで巻き起こっているという。

「何もない状態からメカを製造したり、淡々と人助けをしました。また、感情に流されずに最善の選択をして行動する彼の姿に、実はかなりのハイスペック人材なのでは……? との声が相次いでいるのです。“まさに理想の上司”“会社にこんな人がほしい”といった意見が飛び交っています」(ウェブメディア編集者)

 前出の愛好家もばいきんまんの“スペック”をこう絶賛する。

「『バイキンせい』からやってきた自称天才科学者のばいきんまんですが、機体を作る際には図面も描けるし、溶接、板金作業もできます。開発における技術をすべて持つ優秀なエンジニアなんです。今回の映画での、≪少しの失敗がなんだ。俺様は何回も失敗しているんだ≫との名言もしびれましたね」

 そんなばいきんまんが実際に、自分の勤め先にいたらどうなるのか──。