水川あさみ(41)主演の連続ドラマ『笑うマトリョーシカ』(TBS系/金曜よる10時)の第6話が、8月2日に放送される。物語は折り返し点を迎えているが、中だるみの状態になっているようだ。
同ドラマは、早見和真氏の同名小説が原作。若き政治家・清家一郎(櫻井翔/42)と秘書・鈴木俊哉(玉山鉄二/44)の隠された過去に、記者・道上香苗(水川)が迫っていくヒューマン政治サスペンス。最近は配信サービス・TVerのお気に入り登録数が伸び悩み、後発スタートの『南くんが恋人!?』(テレビ朝日系)に抜かれてしまった。(『笑うマトリョーシカ』は77万人、『南くんが恋人!?』は78.7万人、8月2日17時現在)
7月26日放送の第5話は、清家の実母・浩子(高岡早紀/51)の行方を探すため、道上は再び清家の出身地である愛媛へ。清家が政治家を目指したのは祖母の影響だということと、鈴木が浩子と面識があると知る。道上は鈴木に会いに行くが、浩子について鈴木は「ほとんど何も知らない」とウソを貫き通した。
後日、高村官房長官のスキャンダルが週刊誌に掲載され、次期官房長官に清家の名が挙がる。これは鈴木が記者にリークしたもので、道上は鈴木の家に張りつくことに。家から出てきた妻を尾行すると、新日本新聞の関連会社に勤務していて、過去に道上と仕事のことで話していた由紀(真飛聖/47)だった……という展開。
視聴者のX(旧ツイッター)上の反響は、《操っている(ように見える)人がどんどん入れ子のように変わっていく、マトリョーシカか…結局“最後に笑う”のは清家一郎な気がするな》《みんなが都合よく動ける清家の取り合いをしてるけど、最後は清家が周りを裏切ってのし上がりそう》など、清家が黒幕の本丸だという声が。考察は盛り上がっているようだがーー。