全国各地で例年以上の暑さを記録している2024年の夏、命の危険を感じるほどの酷暑にすでに疲労困憊という人も多いのではないだろうか。
そんななか、エンタメ誌編集者はこう話す。
「今年はあまりの暑さから、各所で納涼をうたったイベントが開かれています。なかでも、特に人が集まっているのは、お化け屋敷などの体験型ホラーアクティビティなんです」
さまざまな体験型ホラーイベントが日本各地で行なわれているが、都内でアツく盛り上がっているのは、7月19日から9月1日まで、東京・三越前で開催されている『行方不明展』だ。
「ホラー作家の梨氏とテレビ東京の大森時夫氏が手掛けたこのイベントは、SNSで大きな話題を呼んでいます。あらゆる“行方不明”をテーマにした『行方不明展』は、展示品すべてに謎があり、考察の要素がふんだんに散りばめられていて、そして、かなり不気味なんです」(前同)
この同展示会の展示物はフィクションでありながら、各々「行方不明」というものに感じる不気味さをメインにおいたもの。そんな今夏、大いに盛り上がっている体験型ホラーには、X(旧ツイッター)にも、《気持ち悪い、怖い、そして最高》《背筋が凍る思いです》といった声が多く寄せられ、体験者が“納涼”しまくっている様子が伝わってくる。