■海外ロケ敢行の2時間SPも振るわず……コア視聴率は1.1&1.0%

 約2か月ぶりの放送となった7月29日の『ジョンソン』は「ジョンソン・イン・ザ・ワールド」と題し、メンバーが中国、タイ、インド、ウガンダ、ドバイ、韓国、フィリピンの7か国へ弾丸ツアーを敢行。

 誰もが一度は見ているであろう「世界でバズっている動画」に登場する人のもとや場所に赴き、“バズる動画”を撮影。その動画を1週間公開し、8人の動画の「総再生回数1000万回突破」を目指すという内容となった。

※画像は『ジョンソン』の公式X『@johnson_tbs』より

「かなりのお金と時間をかけ、出演者の体力面でも大変な企画でしたが、現在テレビ各局が重視している13~49歳のコア視聴率は1.1%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)。翌週8月5日の2時間SPでも後編が放送されましたがコア1.0%と、とんでもなく寂しい結果に終わってしまいました。パリ五輪開催中ではありましたが、それにしてもゴールデン・プライム帯で1%というのはあまりにも低すぎます。

 海外ロケですから当然ながらお金がかかっていますし、猛獣と触れ合ったり、ニューヨークの嶋佐さんはタイのメイク術で“美女”に変身し、オランウータンと禁断のキスを交わす場面もあった。スラムを訪れたりもし、メンバーも体を張っていました。スタッフも相当気合いを入れて制作に臨んだはずです。しかし、数字は全くともなわなかったと。

 実際に番組を見たら面白いんですが、すでに視聴者に、月曜午後9時にTBSにチャンネルを合わせる習慣がなくなってしまっているのではないでしょうか。パリ五輪は大注目されていましたし、同時間帯ではフジテレビで月9ドラマ、日本テレビで『しゃべくり007』がやっていますからね。すでに多くの視聴者の頭の中から、『ジョンソン』の存在は抜け落ちてしまっているんでしょう」(前出の制作会社関係者)