■フワちゃんの「ブレイク&騒動勃発」で言われる日テレバラエティの“功罪”

 騒動後、公式サイトからその名前は消されてしまったものの、フワちゃんは『行列のできる相談所』にレギュラー出演していたほか、2021年3月まで『世界一受けたい授業』のナレーションを担当。情報番組『ゼロイチ』、『ヒルナンデス!』など、日本テレビの番組によく出演していた。

「日テレ御用達タレントとして人気になり、どんどんメジャー化していったとも言えそうですね。フィフィさんはそのことも含め、《モンスターを作ってしまいましたね》と言及したのかもしれません」(前出のワイドショー関係者)

『行列』でフワちゃんと共演していた東野幸治(57)は、8月11日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、「個人的に言ったら、また『行列』から1人減ったなって」と、『行列』のレギュラー出演者だった元雨上がり決死隊宮迫博之(54)、アンジャッシュ渡部建(51)に続き、フワちゃんが姿を消すことになったと笑いを交えて語っていた。

※画像はフワちゃんの公式X『@fuwa876』より

「8月11日、そして18日の『行列』ではフワちゃんは見事にカットされていて、スタッフは大変だったでしょうね。ただ、もともとは日テレ、そしてレギュラー番組『行列』がフワちゃんの存在を肥大化させる一端を担っていたとも言えるわけです。その“ラスト出演”でも収録中にスマホをいじる姿で物議を呼んだわけで……自業自得までは言いませんが、そんな日テレのやり方にも苦言を呈するテレビマンもいると。

 もちろん、『ウチのガヤ』から出た人気タレントたちは苦労人も多くて、芸だけでなく人間性も評価されている人も多い。ですので、一方的に同番組や日テレのタレント育成法を批判することはできませんが、功の裏には罪もあるということではないでしょうか……」(前同)

『行列』のホームページのレギュラーメンバーの欄からも消えたフワちゃん。騒動を経て、自らを世に出してくれた日テレとの関係も変わっていくのだろう。