■『金スマ』バレー特集は高視聴率

 一方、明るくない話としては、誹謗中傷騒動があった。石川選手は五輪前の7月10日に「チームで金メダルを本気で目指す」と目標を掲げていたが、結果としてメダルにも届かなかったことから、SNSではマッチポイントでサーブミスした小野寺太志選手(28)などに心ない声が殺到。川合会長が「誹謗中傷は見過ごせない」と緊急声明を出すほどだった。

「誹謗中傷は決して許されませんが、大きな反響があった試合だったことは間違いないでしょう。

 今回の『金スマ』は『男子バレーボール波瀾万丈』の最終章と銘打たれていますが、この企画が最初に放送された6月7日の放送回は、現在テレビ界が最も重視している13~49歳のコア視聴率が、通常回よりかなり高かった。その後、パリ五輪が開幕し、準々決勝の大激闘を繰り広げてからの最終章放送ですから、より多くの注目を集めるでしょう」(ワイドショー関係者)

『金スマ』で「男子バレーボール波瀾万丈」の初回が放送された6月7日のコア視聴率は3.1%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)だった。

「『金スマ』のコア視聴率は大体2%台前半。大人気の男子バレーが数字を押し上げたと言ってもいいのではないでしょうか。

 今回の予告映像で、石川選手は“いけると思った”に加えて“勘違いされるかもしれないですけど……”という意味深な言葉を発しています。おそらく、トークの内容はパリ五輪の振り返りだけではないと思われ、今後のこと、もしかしたら次回の2028年のロス五輪に向けた話も語られるのではないでしょうか」(前同)

※画像は『中居正広の金スマ』の公式X『 @kinsuma18_tbs』より

 予告映像に映る石川選手の端正なヴィジュアルにXは沸騰しており、ファンからの《笑うと素敵な祐希さんでも真剣な眼差しもカッコイイ祐希さん さすが、Mr.パーフェクト》といった称賛の声が多く寄せられている。

『金スマ』放送後は、石川選手の今後の目標や、日本男子バレーの未来にもあらためて注目が集まりそうだ――。