■『水曜日のダウンタウン』には「最終回?」騒ぎ

 この度、ポルトガルの最大手テレビ局でも放送がスタートした『FREEZE』以外にも、松本のアイデアやコンテンツを求め、海外メディアからオファーが舞い込んでいるようだ。

「裁判の考え方が違うのも大きいようです。日本と海外では、今回の『対文春』裁判への考え方は大きく違うと。欧米では推定無罪という考えが根強い。今は裁判中で何も確定していないというのが海外の捉え方ですし、また今回は刑事裁判でもありませんからね。

 海外メディアは日本メディアとは違うスタンスということもあり、松本さんにオファーが舞い込んでいるのでしょうね」(前出の制作会社関係者)

 松本は3月25日にXを更新し、《人を笑わせることを志してきました。たくさんの人が自分の事で笑えなくなり、何ひとつ罪の無い後輩達が巻き込まれ、自分の主張はかき消され受け入れられない不条理に、ただただ困惑し、悔しく悲しいです。世間に真実が伝わり、一日も早く、お笑いがしたいです》と綴っていた。現在も、できるだけ早く復帰したいという思いは強いとされる。

 ダウンタウン、松本のレギュラー番組は相方の浜田雅功(61)が1人で奮闘したり、代役を立てるなどして継続している。そんななか、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)には新たな動きもあった。

 8月14日の番組最後の次週告知では、小籔千豊(50)が反転するセットから現れ、「今日はですね、番組から大切なお知らせがございます。実は今年10周年を迎えました『水曜日のダウンタウン』」と語り出したあと、小籔の声が途切れた。その後、スタジオ出演者からは「えっ」「ホント?」という声が上がり、浜田が不敵な笑みを浮かべるという展開となった。

 これを受け、

《今、口が、最終回と》
《水ダウ最終回だったらさすがに萎える》

 といった声がXに上がった。

※動画は『水曜日のダウンタウン』の公式X『@wed_downtown』より

「8月21日の『水ダウ』がどうなるのかも注目されていますよね。さすがに最終回はないとは思われますが……。そんななかにあって、松本さんはできるだけ早い段階で復帰したいという考えだと伝わってきています。そして、やはり年内に復帰できるかどうかが大きな焦点になっていきそうですし、松本さんの周囲もそれは感じているはず。休止から1年経過すると“松本さんがいなくても番組は回る”となりますし、そういう気持ちになる視聴者も出てくるでしょうからね。

 ただ、日本の地上波番組はスポンサーの絡みもあって、復帰は容易ではないとも言われています。男女の関係を強要していなかったとしても、不倫はしていたという目で見られてしまいますからね。一方で、海外からオファーが舞い込んでいるとなると、それは松本さんにとってもモチベーションになるでしょうし、できるだけ早く復帰、という気持ちも折れないはずです。

 巨額の損害賠償金もあって文春側も絶対に引くはずがない裁判。8月14日に予定されていた第2回弁論準備手続きの“謎の延期”後、どんな展開を見せていくのか――大きな注目が集まっていますね」(前同)

 9月に入れば、早くもテレビの年末番組の話も聞こえてくるようになってくる。2024年の終わりも感じられるようになるなか、世界も注目しているという“笑いの天才”の復帰の行方は、いかに――。