■本格移住でも“外貨”を稼ぐのは難しい

 前出のワイドショー関係者が続ける。

「『極悪女王』の撮影のために体重を増やしたという剛力さんと唐田さんの、ムッチリと様変わりしたビジュアルも話題を呼んでいますが、話題作の主演を経て今後、ハリウッドスターを目指すゆりやんさんがアメリカでどのような活動をしていくのか注目が集まりますよね。

 ただ、過去に海外移住したタレントを見てみても、当地で“外貨”を稼ぐのは非常に難しいことがうかがえます。渡辺直美さんは現地の劇場での活躍も伝わってきていますが、日本企業のCMに出演したり、7月23日にはNumber_i平野紫耀さん(27)とともに特番『3people 1minute』(日本テレビ系)でMCを務めたりと、“出稼ぎ”のような形で日本に一時帰国することも少なくありません」

※画像は渡辺直美の公式インスタグラム『@watanabenaomi703』より

 ピース・綾部は「ハリウッドスターになって、レッドカーペットを歩く」という志を持って2017年10月にアメリカに移住。しかし、移住からしばらくは現地在住の日本人向けのイベントの司会業などの仕事が多かったと明かしていた。

「綾部さんは2022年に日本人の英語教師との結婚を発表。同年、著書『HI, HOW ARE YOU?』(KADOKAWA)を上梓しましたが、これも日本人向けに書かれた本ですからね。

 ウーマンラッシュアワー・村本さんも大きな話題になるのは政治的な発言だし、ローラさんも映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』(2016年)などへの出演はありましたが、メインどころではありませんでしたし、今でも日本企業のCMに出演していますよね。

 オリラジ・中田さん、杏さんは子育てや子どもの教育のための移住という側面が大きいようで、中田さんは日本人向けのYouTubeチャンネル運営がメイン。杏さんは日本のドラマや映画、CMが活動のメインです。現状、日本のタレントが移住先で外貨を稼ぐことは現実的には難しい、厳しいというのがリアルなところではないでしょうか」(前同)