■ネットストーカーに遭ったり、見知らぬ人に“全否定”された人も

 SNSを通じて、見知らぬ人から執着されたという人もいた。

「ネットストーカーを受けたこと。自分のフォロワーにも粘着行為をされた」(19歳/女性/学生・フリーター)

「ネットストーカーをされ、何をされるか分からないから怖かった」(24歳/女性/パート・アルバイト)

「執着され、しつこく絡まれた」(27歳/女性/専門職)

 自分とは意見が合わなかったり、マウントをとられたり、一方的に説教されるなどなど、モヤモヤすることは他にも多かった。

「自分に対する発言ではなく、好きな芸能人に対する発言。何も知らないくせに、その人の一部分だけ歪曲して人格否定をしていたのを見てしまった」(19歳/女性)

「相談の投稿をしたところ、攻撃的な言葉や全否定の言葉を受けた」(29歳/女性/総務・人事・事務)

「他の友達と遊んだときはインスタのストーリーや投稿もしているのに、私とのときだけ投稿してくれなかった」(22歳/女性/総務・人事・事務)

「私は間違ったことを言っていないのに不条理な理由で謝罪を求められた」(27歳/女性/パート・アルバイト)

「好きなコンテンツの悪口を言ってる人がいた」(27歳/男性/パート・アルバイト)

「全く知らない人から、強い言葉でリプライをもらった」(28歳/女性)

「自分に嘘をつかないで正直に言うことを言っていたら、明らかに自分を隠した複数人の相手から、上から目線で説教された。コソコソ悪事に染まる方が偉くなれる世の中なんだなと思った」(29歳/男性)

「自分と意見が違うひとの投稿をみてもやもやした気持ちになった」(16歳/女性)

「自分の投稿の画像など全部真似されました」(28歳/女性/自由業)

「悪意にまみれた投稿やわいせつな投稿を見たときに嫌な気分になった」(21歳/女性/学生・フリーター)

「自分の意見を否定する意見が数多く流れた」(13歳/女性/学生・フリーター)

 他にも、個人情報に関わることを流されてしまったという人もいた。

「SNSにあげてほしくない写真を許可なくアップされた」(17歳/女性/学生・フリーター)

「DV加害者からのストーカー行為のために何度も引っ越しをし、転校した先の学校でやっと落ち着いて過ごせる環境が手に入ったと思っていたが、ある日友人が無断でSNSに一緒に撮った写真を投稿したことで、DV加害者に大まかな居場所が知られてしまい、ダイレクトメッセージでしつこく連絡をされるなどの怖い思いをした」(18歳/女性/学生・フリーター)

「勝手に個人情報を流出された」(28歳/女性/デザイン関係)

 いつ自分が被害者になるかもしれず、自分自身も気がつかないうちに加害者になってしまうかもしれないSNS。改めてその使い方について考える必要があるかもしれない。