9月2日、Snow Man目黒蓮(27)主演、有村架純(31)がヒロイン役の連続ドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系/月曜夜9時~)の第9話が放送された。

『海のはじまり』は、目黒の出世作で川口春奈(29)が主演を務めた『silent』を手掛けた脚本・生方美久氏(31)、演出・風間太樹氏(33)、プロデューサー・村瀬健氏(50)が再集結し、人と人との間に生まれる愛と家族の物語を描く“親子の愛”をテーマにしたオリジナル作品。目黒は、元恋人の死後に小学生の娘の存在を知り、シングルファーザーとして生きることになった青年・月岡夏を演じる。

 そんな作品の第9話は、現実世界での目黒が体調不良から復帰明けの回であることから、大きな注目を集めていた。

 目黒は、8月15日から体調不良で活動を休止していたことが公式発表されている。8月23日に『海のはじまり』の現場に復帰していたことが一部で報じられていて、8日間の休養だったとされる。

『海のはじまり』第9話の予告映像から《めめ、痩せたね…》などと指摘する声があったほか、目黒が表紙を飾る『GQ JAPAN』10月号特別版(コンデナスト・ジャパン/8月30日発売)の撮影オフショットが31日にインスタグラムで公開されたところ、

《ねぇ、、めめ痩せてない???》
《めめ、痩せたね》
《少し痩せてる気がするのでご飯しっかり食べて下さいね》
《体調大丈夫かな、少し痩せた気がします》

 と、心配の声が寄せられたのだ。

「9月2日に放送された『海のはじまり』の第9話は、目黒さんの体調不良を受けて1週間放送が延期されていた回でした。

 そのため、どのような内容になるか楽しみに待っていたファンも多かったでしょうが、第9話は目黒さんというより、有村さん演じる夏(目黒)の恋人・百瀬弥生の存在感が圧倒的な内容で……目黒さんの見せ場はあったものの、事実上の有村さんの主演回。それを受けて、視聴者、目黒さんのファンからは疑問の声も上がっています」(女性誌ライター)

【以下、『海のはじまり』第9話までのネタバレを含みます】

『海のはじまり』の第9話は、夏と弥生が破局し、2人の関係が終わる、という内容。冒頭では、弥生と夏の馴れ初め、2人が交流を深めていく様子なども丁寧に描かれた。

 これまで弥生は、泉谷星奈(7)演じる海――夏と元恋人の間に生まれていた娘と3人で暮らすことを夢見て「お母さん」になるために頑張っていたが、次第に3人で会うことが辛くなってしまったことを、夏についに打ち明ける。

「海ちゃんのお母さんにはならない。月岡くんとは別れたい」

 これを聞いた夏は「3人が無理なら……どちらかを選ばなくちゃいけないなら、海ちゃんを選ぶ」と言い、弥生は「よかった。私も自分を選んだ。2人を選ばなかった」と言い、別れを選択した。

※画像は村瀬健の公式X『@sellarm』より

 未練が残る夏は「駅に送ったら、それで終わりにするから」「今日が終わるまで」と、家から弥生が終電に乗るまで、2人きりで恋人として過ごすが、ついに別れの時間が。夏も弥生も、1人で涙を流す――という恋の終わりが描かれた。

 ここまでの描写は、有村の顔がアップで映る場面がとても多く、会話劇も全体的に有村演じる弥生が主導権を握っているようなやり取りが非常に多かった。