■ネガティブな話が出るのは独立芸能人の“通過儀礼”

 今年2月放送のバラエティ番組『さしフワご相談ナイト』(フジテレビ系)に出演した若槻はエゴサーチを「めっちゃする」と告白。

「“エゴサしないんです”って言う人いるけど、私はしたほうがいいと思う。これって世の中とのチューニングみたいなもんだから。世の中と合わなすぎると“1人2人が言ってることじゃん”なんだけど、その1つ2つの声も大切じゃん。好き嫌いだけで言う人じゃなくて、本当に細かくつぶやく人っているじゃん」と話し、研究熱心な一面を垣間見せていた。

「元々、物凄い記憶力などバラエティタレントとして活躍できる才能を持っていて、そこに他のタレントはなかなかできない研究、努力を重ねる“バラエティの秀才”の若槻さん。プロフェッショナルだからこそ、時には前事務所のスタッフに厳しいことを言うこともあったのだと思われますが、過去の話が現在進行形のようになって伝わってしまっているのでは、という声が前事務所関係者からは漏れてきていますね。

 まぁ、独立したタイミングでネガキャン的な報道が出たり、腐されるというのは芸能界では“あるある”ですし、独立するタレントにとっては洗礼というか通過儀礼のようなものでもありますからね」(前出のワイドショー関係者)

※画像は若槻千夏の公式インスタグラム『@wakatsukichinatsu』より

 同じ事務所といえども、そこで働く人にはそれぞれの考え、思惑があり完全に一枚岩ということはない。どの組織にも派閥は存在し、そしてタレントとの相性もある。

「若槻さんは今回の退所時、前事務所の社長と一緒にテレビ局を回って“独立します”と挨拶していたそうですよ。だから、本当に円満退社。少しでも揉めていたら、そんなことはやってくれませんからね。

 そもそも若槻さんが退所を決意した理由は、タレント業と並行してアパレル事業にも注力したいからだと言われていますね。今、自身のSNSでもアパレル情報を積極的に発信していますし、アパレル事業を本格的にやっていくために、独立してより自由になり、自分で勝負をしていきたい、という思いがあるようです」(前同)

 厳しい報道が続出してしまった若槻だが、“バラエティの秀才”は今後もテレビ界で重宝されていくとみられている――。