ボーカル・稲葉浩志(59)とギター・松本孝弘(63)による大人気ロックユニット・B’zの書き下ろしの新曲『イルミネーション』が、橋本環奈(25)主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『おむすび』(9月30日~)の主題歌に起用されることが発表され、大きな盛り上がりをみせている。早くもファンの間では、“B’zが大晦日の『NHK紅白歌合戦』にも出場するのでは”と期待する声が多く寄せられているが――。

 レコード会社関係者が話す。

「B’zは今年で結成36周年。最近では、稲葉さんが雑誌『GOETHE』(10月号、幻冬舎/8月23日発売)の表紙を飾り、血管が浮き出ている美しく鍛えられた腕に目がいくカッコイイ姿が話題沸騰になるなど、現在も話題に事欠かないですが、実は1度も『紅白』に出場したことはないんですよね。

 その一方で、朝ドラの主題歌を担当するアーティストはその年の『紅白』に出場することが多い。ですから、ファンも“今年こそは!”となっていると。そして現在、ファンだけでなく、音楽業界関係者からも“90%出るだろう”という声が上がっていますね」

 B’zが、ほぼ間違いなく『紅白』に出る――そう確信されている背景には、「今回の朝ドラ主題歌の起用までにNHKサイドが積み上げてきたことが大きい」(前出のレコード会社関係者)という。

「朝ドラへの起用が発表される前から、B’zはNHK番組の出演が増えていました。昨年7月19日放送の『クローズアップ現代』ではB’zとして出演。昨年5月1日放送の『ニュースウオッチ9』と、今年7月25日の『SONGS』には、稲葉さんが単独で出演していました。『紅白』の起用基準であるNHKへの貢献度も十分とも言えますが、NHKは長い時間をかけてB’zを口説いてきた結果、それらの番組への出演が叶っているんです」(前同)

※画像は『NHKクローズアップ現代』の公式X『@nhk_kurogen』より

 これまでも、NHKはB’zに『紅白』出演オファーを出し続けてきたが、B’zサイドが断り続けていたとされる。

「昨年はB’zの結成35周年という節目の年でもありましたが、B’zはアーティストとしてのストイックな姿勢から、やはり『紅白』のオファーを辞退したと言われています」(同)