■キンプリ出演も浮上する展開も
一方で、Number_iの出場が濃厚となれば、避けられないとされるのが、
「STARTO社のライバル社・TOBEのタレントであるNumber_iと、STARTO社のタレントとの共演をどう調整するか、ですよね。
もちろん、STARTO社サイドが“Number_iは出さないで”なんてことを言うことは絶対にない。STARTO社の福田淳社長は、そういうことが嫌いだと明言もしていますからね。
しかし、現実的な話としては、Number_iの出場が分かっていれば、“今回はうちのタレントは出ません”とする駆け引きが始まる可能性はある。
また一方で、STARTO社サイドが“Number_iさんが出るなら、キンプリを出せば注目されて数字が取れますよね?”とNHKに提案する――Win-Winな落としどころを狙う可能性もあるでしょう」(前出のレコード会社関係者)
キンプリの永瀬廉(25)と高橋海人(25)と、キンプリを脱退した平野らNumber_i。5人全員が同じ画面に映るようなことがあれば、話題となることは必至。番組を盛り上げたい紅白サイドにとっても悪くない“取引”だろう。
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— King & Prince (@kp_official0523) May 22, 2023
「昨年の紅白には、K-POPグループや、JO1、BE:FIRSTといったSTARTO社と競合する人気ダンス&ボーカルグループも多く出ていました。彼らは今年も活躍しており、出場は必至と考えられる。そうなると、NHKとしてはSTARTO社グループを何組も出場させるわけにはいかない。STARTO社のグループを多く出せば、結果的に若手グループばかりの紅白になってしまいますからね。
そのため、NHKサイドは大本命のSnow Man以外の出場をなるべく避けるように、一方のSTARTO社サイドはSnow Manを“切り札”として1組でも出場者を増やすべく交渉に臨む――ハードネゴシエーションになるのは間違いないと見られていますね」(前同)
紅白の“ジャニーズ枠”は、2008年までは基本的に2組起用だった過去もある。09年にSMAP、TOKIO、嵐の3組が出場してから枠が増加し、以降はイチ事務所としては異例の5~6組の起用が常態化していた。
2020年の『紅白』に至っては、7組(※当日にSnow Manがコロナ感染で欠場し、結果的に6組)、白組全21組のうち3分の1がジャニーズで固められて、「多すぎる」と多数の批判が寄せられたこともあった。
Snow ManとNumber_iには絶対に出て欲しいとされるNHK、そこを端緒とするタフな交渉劇は、10月に入ってから本格スタートすると見られている。