松本若菜(40)主演、SixTONES松村北斗(29)が相手役の連続ドラマ『西園寺さんは家事をしない』(TBS系/火曜よる10時)の第10話が、9月10日に放送される。3日放送の第9話では、横井(津田健次郎/53)の昆布とかつお節を人生にたとえた長セリフが、視聴者の間で話題になった。

 同ドラマは、ひうらさとる氏の同名コミック(講談社)が原作。家事嫌いの西園寺さん(松本)が、シングルファザー・楠見(松村)と娘・ルカ(倉田瑛茉/4)と“偽家族”として暮らすハートフルコメディ。目黒蓮(27)主演の月9ドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系)との設定かぶりが注目されていたが、最近はスタンスの違いがますます明確になってきている。

 第9話は、ついに、楠見への特別な想いを持っていることを自覚した西園寺さん。このまま横井とつきあい続けるわけにはいかないと、別れを切り出す。簡単に諦めることはできない横井は、楠見への想いを消してみせると宣言。そして、西園寺さんと楠見が働くベンチャー企業「家事レスQ」と横井のコラボのラストを飾る企画として、レスQメンバーとの1泊でのグランピングを提案する。

 一方、「西園寺さんと横井さんが結婚するかも」という噂を耳にした楠見は、動揺して空気の読めない謎の発言と行動を繰り返し、西園寺さんを怒らせてしまう。そんな中、西園寺さんの父・康平(浅野和之/70)が手術をすることに。急遽病院に駆けつけると、父に付き添う西園寺さんを置いて、楠見と横井はグランピング施設へ……という展開。

 視聴者のX(旧ツイッター)上の反響は、《血の繋がりに囚われて全員が苦しんでる月曜9時と、血の繋がりはなくとも支え合うことが出来るのではないかと問いてくる火曜10時。ここまで違うように描かれると考えさせられる》など、本作と『海のはじまり』と比較する声が多かった。