■『ドローンで見にいく謎の島』が日曜8時“激戦区”に参入か

『ドローンで見にいく謎の島』の視聴者からは、

《テレ朝「ドローンで見にいく謎の島」、いい番組だった。五島列島海きれいだな》
《所ジョージのドローンで見にいく謎の島 ポツンと一軒家より面白いな》
《これポツンと一軒家が終わったらこの番組をレギュラー化しそうだな。所さん出てるし。ポツンと一軒家もネタ切れやら番組で紹介されてはいないがそういう場所での窃盗事件が増えているからあり得ない話ではない》

 などの好評の声が寄せられている。

「番組は良質なドキュメンタリーといった内容で、1時間という放送時間でしたが見応えのある骨太な内容でした。SNSの声にもあるように、テレ朝と制作を手掛けるABCテレビは『ドローンで見にいく謎の島』を『ポツンと一軒家』の後継番組にしようとしているのではないでしょうか」(制作会社関係者)

『ポツンと一軒家』の放送枠である日曜午後8時は、テレビ各局がしのぎを削る“激戦区”として知られる。

「現在、テレビ各局は13~49歳のコア視聴率を重視していますが、日曜8時の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)は1週間の全局全番組の中で最も高いコア視聴率を取る超人気番組です。フジテレビでは千鳥MCの『千鳥のクセスゴ!』と『千鳥の鬼レンチャン』の2時間SPをほぼ週替わりで放送していて、『イッテQ!』ほどではありませんが、コア視聴率は好調。

 また、TBSでは『バナナマンのせっかくグルメ!!』の2時間SPをほぼ毎週放送していて、こちらも安定的なコア視聴率を誇ります。そしてNHKは大河ドラマですからね」(前同)

※画像は『世界の果てまでイッテQ!』の公式X『@itteq_ntv』より

『ポツンと一軒家』の世帯視聴率は『イッテQ!』を上回るほど高いが、コア視聴率は1%台という日が多いという。

「コア1%台というのは広告収入になかなかつながらない数字とされます。それに所さんと林修さん(59)をMCに迎えた『ポツンと一軒家』は2018年10月のレギュラー放送スタートから6年が経過。マンネリ化やネタ切れ感も否めません。見ているのはほとんどがシニア層ですから、世帯視聴率は取れてもコア視聴率がこれ以上伸びることはないでしょう。

『ドローンで見にいく謎の島』も若年層が積極的に見る番組かと言われればそうではないのでしょうが、なぜその島が無人島になったのかしっかりとリサーチし、元島民の人生にも迫る――といったアカデミックな内容でしたし、ドキュメンタリー好きが食いつくような仕上がりでしたね」(同)