歌手でタレントの和田アキ子(74)がMCを務めるバラエティ番組『アッコにおまかせ!』(TBS系)が来春をもって終了すると、9月9日配信のWEB版『女性自身』が報じて大きな反響を呼んでいる。

 現在の『アッコにおまかせ!』は“芸能界のご意見番”として知られる和田や出演者らが、時事や話題になっているトレンドについて議論したり、斬ったりするという内容で、この10月に放送開始40年の節目を迎える長寿番組だ。

 これまでも和田の体調不良や出演者による不適切発言で、打ち切り話がたびたび報じられてきたが、最近の和田の「トド発言」が炎上したことが決め手となり、来春に番組を終了させる方向で話が進められているという。

 和田の問題発言があったのは8月11日の放送でのこと。パリ五輪女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花選手(26)が休憩中にうつぶせでカステラを食べている姿に対し、和田が「トドみたいなのが横たわっているみたい。可愛い」とコメント。これを受け、

《やり投げで金メダルを獲得した北口榛花選手に対しての発言 フワちゃんもそうだがなぜ気をつけようとしないのか…》
《金メダリストに向かってよくこんな失礼な言葉言えるな》

 といった批判がX(旧ツイッター)などに殺到して炎上。翌週の放送で和田自らが「リスペクトが足らなかったと思っております。申し訳ありませんでした」と謝罪する事態へと発展してしまった。

『女性自身』の記事によると、この発言で炎上したことに和田はかなりのショックを受け、自ら番組内で謝罪することを提案して関係者に頭を下げていたという。また、最近は自身の発言が批判を呼んでしまうことが増え、視聴者との“ギャップ”に悩んでいたとも記事では伝えている。

※画像は『アッコにおまかせ!』の公式X『@akko_tbs』より

 芸能プロ関係者が話す。

「『アッコにおまかせ!』終了は既定路線ですね。ここ最近は情報番組かバラエティ番組なのかよくわからないような内容になっていましたし、番組自体が時代にそぐわなくなってきていたのでしょう。

 朝の打ち合わせが終わると演者、スタッフそろって食事をするという、よく言えばファミリー感のある番組だったのですが、悪く言えば昔の“THE芸能界”的な番組。番組関係者がそろって食事するというのもZ世代からしたら“なんで?”といったところでしょうし、まあ前時代的ですよね。

 アッコさんの“トド発言”も北口選手をディスるつもりはなく、言葉のチョイスのマズさだとは思われますが、そういった発言も“大炎上”して、ご意見番のアッコさん自らが謝罪しないといけないようになったと。時代が大きく変化していますよね……」