■あびる優&小島瑠璃子……トラブルタレントたちも退場

 前出の芸能プロ関係者が続ける。

「都知事選の件などは完全に番組側のミスです。ただ、アッコさんの“トド発言”は“正式に謝罪”するような内容なのか――かつてならしなかったのではとも思われますし、アッコさんが謝罪したときは、芸能界のご意見番と番組がSNSに“おもねる瞬間”にも見えてしまいましたね。意見、見解を言う番組なのに、SNSの流れに寄りそうように……。もはや、番組が役割を終えた、とも言えるのかもしれませんね。

 長年番組の進行を担当していた安東弘樹さん(56)が2014年9月に番組を卒業し、2018年3月にTBSを退社。その後担当した国山ハセンさん(33)も2019年9月に卒業し、TBSを去るなど、寂しい状況も続いていました。

 アッコさんと同じ事務所に所属し、『アッコにおまかせ!』にも準レギュラー的に出演していたあびる優さん(38)と小島瑠璃子さん(30)も事務所を退所。両者は、ここ最近は“お騒がせ”ばかりが注目を集めるようなタレントになってしまいましたよね」

 あびるは2019年12月に格闘家の才賀紀左衛門(35)と離婚。長女の親権は才賀が持っていたが、2020年に親権者変更を求める調停、長女の引渡しを求める調停を起こしたことが大きく報じられた。その過程で双方の暴露合戦のような展開もあった。また、2022年2月に第2子となる女児を出産。父親となる一般男性とは入籍しないと表明したことも物議を醸した。

 小島は、2020年7月に漫画『キングダム』(集英社)の作者である原泰久氏(49)との“略奪”が言われた交際が報じられるも、2021年6月に破局。中国への留学計画が報じられるなかの2023年3月に実業家の男性と結婚。同年8月に第1子を妊娠していることを報告した。

 その小島の事務所の大先輩で芸能界の恩人でもあるはずの和田が、あまりにも淡々とした言葉と態度で彼女の結婚を祝福したことが一部で話題を呼んだ。

 2023年5月、和田はラジオ番組『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』(ニッポン放送)に出演した際、「こじるりはホリプロを辞めてしまって、あたしはもう中国行ってるもんやばかり思ってますから」と連絡を取っていないと示唆しつつ、「でも、どっちにしろ結婚って幸せなことやからね。それこそ末永くお幸せに」とあっさりとコメントしたのだ。

※画像は和田アキ子の公式X『@wadasoul2015』より

「アッコさんは所属事務所の同じグループの後輩の小島さんを可愛がってきましたが、事務所の意向を無視し続け、全く聞く耳を持たず突き進む彼女にアッコさんも辟易しての“決別コメント”になったと見られていますね。

 番組出演者も次々と去り、アッコさんが自ら謝罪しないといけないような時代へと変わってしまった。アッコさんや『アッコにおまかせ!』の影響力が低下し、“もう何もまかせられない”という状況ですよね。番組が終わるのは自然な流れではないでしょうか。

 ただ、40年続く長寿番組ですから、“1つの時代が終わった”と寂しく感じているテレビマンも少なくないですね……」(前同)

 放送40年と、日本を代表する長寿番組として知られる『アッコにおまかせ!』だが、その終焉はもう間もなくということになりそうだ――。