■「黒塗りの件なんか……すみません」中居正広が騒動に言及
そんな「SMAP黒塗り」に最近、中居正広(52)本人が言及したことが話題を呼んだ。
9月8日放送の『だれかtoなかい』(フジテレビ系)には『古畑任三郎』の脚本を手掛けた三谷幸喜氏(63)がゲスト出演。同じくゲストで俳優の西島秀俊(53)とトークを繰り広げるなか、突如として中居が「そうだ、謝らなきゃいけない」と切り出し、「『古畑』の黒塗りの件なんか……すみません」と謝罪したのだ。
これに三谷氏が「その話をするの!?」と反応すると、中居は「なんで僕が謝らないといけないんですか」と吐露。三谷氏も「僕、謝らないですよ?」と応じ、中居も「僕だって謝らないですよ! 俺、関係ないじゃないですか! されたほうだよ」と声を上げ、スタジオの笑いを誘っていた。
今回の#だれかtoなかい は‼️#西島秀俊 と #三谷幸喜 が登場🕺
— だれかtoなかい (@darekato_nakai) September 8, 2024
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「“黒塗り”はどこかがそうしろと言ったわけでは決してなく、フジテレビサイドの自主的な対応と見られています。
さらに、SMAPメンバー全員が本人役で登場する『古畑任三郎 VS SMAP』(1999年)も『古畑任三郎』シリーズの伝説回になっていて、今春の再放送で“見られるのでは”と期待したファンも多かったのですが、こちらも実現することはなかった。それもやはり、SMAPの映像の権利関係をジェイ・ドリームが保有していることがネックになったのではと……。
また、音楽番組などで過去のSMAPの映像が使われることもありますが、その許可取りも今は、とても大変だといいますね」(前出の芸能プロ関係者)
音楽番組などのSMAPの過去映像を使用するには、ジャニーズ事務所がなくなり、ジェイ・ドリームが休眠状態の今、木村拓哉(51)が契約を結ぶSTARTO ENTERTAINMENT、I氏が稲垣、草なぎ、香取と独立して立ち上げた「CULEN」、独立した中居の個人事務所「のんびりなかい」、それぞれへの許可取りが必要になってくる。
「そしてSMAP全体の映像の権利はジェイ・ドリームが扱っていたわけで、DVD化など再度お金が生まれる案件では同社の関与は不可避で、“そうした件は事実上不可能”と言われていますね。
現在、旧ジャニーズタレントのマネジメントを担当する新会社のSTARTO社はジェイ・ドリームとは“関係ない”というスタンスで、SMILE-UP.はあくまでもジャニー氏の被害者へ補償をする会社。ですので、SMAPの過去の映像の使用は旧ジャニーズ事務所があった頃よりも難しくなっていると言えるでしょう。『古畑任三郎』再放送の件では“黒塗り”対応の騒動化を受けて、その後のTVerでは黒塗りが外されましたが……。
中居さんも“タブー化”しているジェイ・ドリームや権利関係のことは重々理解しているはず。ただ、ファンの手前、有耶無耶にしておきたくないという気持ちもあり、三谷さんと共演するタイミングで“黒塗り”について自ら言及したのではないでしょうか」(前同)
23年4月の『だれかtoなかい(※当時はまつもtoなかい)』初回放送では中居と香取の約6年ぶりの共演が実現して多くのファンを喜ばせた。さらなる“SMAP共演”も期待されているが、今後、SMAPの過去映像がテレビで見られる機会は減っていくのかもしれない――。