■第6位は『火垂るの墓』、第7位は『平成狸合戦ぽんぽこ』『猫の恩返し』『耳をすませば』

 第7位(3.0%)は、『平成狸合戦ぽんぽこ』『猫の恩返し』『耳をすませば』。

『平成狸合戦ぽんぽこ』は、1994年に公開。開発が進む多摩丘陵を舞台に、人間にすみかを奪われたタヌキたちが化学(ばけがく)を駆使し、開発を止めるために奮闘する姿をユーモラスに描いた。

「タヌキが人間に混ざりながら一生懸命生きているところが感動する」(37歳/女性/パート・アルバイト)

「ユーモラスで面白い」(33歳/男性/総務・人事・事務)

「動物と人間の物語で、大人になった今でも内容が深いと感じさせられる映画だから」(38歳/女性/パート・アルバイト)

 2002年に公開の『猫の恩返し』は、普通の女子高生・ハルがトラックに轢かれそうになっていた黒猫を間一髪で救出したことがキッカケで、猫の国に行くことになるファンタジー。

「主人公が猫の世界に連れていかれる方法が幻想的でかわいくて何度も見てしまった」(29歳/女性/学生・フリーター)

「絵と主題歌が好き」(33歳/女性/パート・アルバイト)

「バロンがかっこよすぎるから」(32歳/女性/主婦)

 柊あおい氏の漫画が原作の『耳をすませば』は、1995年に公開。読書好きの中学生・月島雫とバイオリン職人を志す少年・天沢聖司との青春ラブストーリーで、天沢聖司の声を当時14歳だった高橋一生が務めていたことでも知られる。

「初恋を思い出すような素敵なストーリーが好き」(31歳/女性/専門職)

「青春を感じるから」(30歳/女性)

「テーマソングと甘酸っぱい恋愛模様が良い」(38歳/女性/主婦)

 第6位(4.0%)は、『火垂るの墓』。

 野坂昭如氏の小説が原作の『火垂るの墓』は、1988年に公開。第二次世界大戦末期の神戸を舞台に、戦火の中を必死に生き抜こうとする戦災孤児になった兄と妹の物語。

「兄妹の絆をとても感じたから」(33歳/男性)

「見ると頑張らなきゃと思える」(38歳/女性/自由業)

「登場人物に共感できるから」(22歳/女性/学生・フリーター)