4月16日に決勝戦が行なわれる、芸歴15年以上の芸人を対象にしたお笑い賞レース『G-1グランプリ(崖っぷちNo.1グランプリ)』。3月14日と16日に行なわれた準決勝と決勝を担当する“総合司会”に今、注目が集まっている。

アンジャッシュ渡部建さん(50)が総合司会を務めています。今大会は元フジテレビ局員の“ガリタP”こと明松功(かがり・いさお)氏がプロデューサーを務めていますが、”僕の中ではこの人しかいないって言う人がいる“と、『G-1』公式YouTubeチャンネルで太鼓判を押していましたね。まあ、理由は”崖っぷちだから“ともネタにされていましたが……」(ワイドショー関係者)

 2017年に女優の佐々木希(35)と結婚し、“芸人界最高の成功者”と讃えられていたにもかかわらず、2020年6月に複数の女性との“多目的トイレ不倫”が明らかになり、芸能活動を休止した渡部。2022年2月にコンビの冠番組『白黒アンジャッシュ』(千葉テレビ)で活動を再開し、仕事も増えつつあるが、いまだにキー局での復帰は叶っていない。

 今回の『G-1』告知についても、発起人で元お笑いコンビツインカムの島根定義(49)に「崖の下」呼ばわりされ、

「縁にいさせてよ、ね? 崖の下でもなんとか這い上がらせてよ!」

 と、渡部はコメントしている。

『G-1グランプリ』公式YouTubeチャンネルより

「今回の『G-1』は、YouTubeチャンネルでの生配信であって、地上波の大会ではありません。

 渡部さんは騒動前は『王様のブランチ』(TBS系)と『行列のできる法律相談所(現:行列のできる相談所)』(日本テレビ系)の2番組でそれぞれMCを務めるなど大活躍していましたが、報じられた不倫の悪質さに加えて、その後の対応の悪さから、いまだに地上波は絶望的ともっぱらですよね」(前出のワイドショー関係者)

『行列』や『絶対に笑ってはいけない』の総合演出を務める、日本テレビエース演出家のT氏は渡部とプライベートでも親交が深いこともあり、渡部の日テレ復帰に動いた、とされている。